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2020年02月14日 19:30 更新

まな板不要で時短調理・家事シェアにも貢献! キッチンバサミの活用法

忙しい朝や、仕事から帰ってからの慌ただしい食事作り、食べ終わった後の洗い物……。これらは毎日のことだけに、少しでも楽にしたいですよね。食材を使う際は、包丁よりキッチンバサミの方が、早くて便利なことも多いです。いくつかの活用方法をご紹介いたします。

まな板洗いの面倒をなくす「キッチンバサミ」

こんにちは。ライフオーガナイザー®の佐藤美香です。

キッチンバサミを使う利点は、何といってもまな板を使わなくて済むこと。特に、お肉を切った後の脂でベタベタしたまな板や、色がついてしまったまな板を洗うのは面倒ですよね。キッチンバサミで切れるものは、包丁+まな板からキッチンバサミに切り替えて、手早く済ませてしまいましょう。

Lazy dummy

鶏肉

例えば、鶏肉。唐揚げや、クリーム煮など、一口大に切ることが多いのに、皮は切りづらく筋を切るなど細かな作業もあって、地味に面倒……。キッチンバサミを使うと楽ちんです。

鶏肉の皮を切る、筋を切るの面倒はキッチンバサミで解決、ベタベタまな板洗いも不要

ハサミの先を使って、筋を切ったり、一口大にしています。

細切れや薄切り肉

5人家族のわが家では、フードプロセッサーが大活躍。餃子やハンバーグを作る際には、お肉も野菜も一緒にフードプロセッサーで「刻む」「混ぜる」を済ませます。けれども、細切れ肉や薄切り肉の筋の部分が、刃に引っかかり止まってしまうこともあるので、あらかじめキッチンバサミで小さくしてから投入しています。

お肉の筋がフードプロセッサーにひっかかり度々止まる問題は、キッチンバサミで解決

お肉の上を持って、下からハサミで切って、ダイレクトに入れています。このひと手間で、フードプロセッサーが途中で止まることもなく、快適に使えます。

バラバラと散らばりやすい野菜

ニラや万能ねぎは、よく使う食材ですが、まな板の上で包丁を使って切ると調理器具や容器に移すときにバラバラこぼれて面倒です。色がつきやすいところも苦手……。こちらも、キッチンバサミを使って、ダイレクトに調理器具や容器に入れています。バラバラこぼれた食材を集めるという余計な手間が減って、大助かりです。

切った後にバラバラとこぼれやすい万能ねぎやニラは、キッチンバサミでダイレクトにIN

ストック品は家族にお任せ!

5人家族のわが家では、昆布や海苔などの乾物も、大袋で購入することが多いです。購入後は、使いやすいサイズにしてから、保存容器に入れておきます。作業自体は簡単ですが、量が多いので時間がかかります。こんな時は、TVを見ている家族をつかまえて、切る作業をお願いします。

昆布や海苔などの乾物のストックは、使いやすいサイズにキッチンバサミで切っておくと便利

キッチンバサミがあればできるので場所もとりませんし、簡単な作業なので、家族に断る隙をあたえません(笑)。

この他にも、いただく機会が多い板海苔。おにぎり用にカットし、残りをきざみ海苔にしておくと、使いやすいです。これも、TVを見ている家族にお任せすれば、ママは楽ちんですね。包丁に比べ、「ながら作業」でもお願いしやすいのもメリットです。

調理後の手間を軽減!

ピザを切る時は、何で切っていますか? 我が家でも以前は、ピザカッターを使っていましたが、生地がしっかり切れず繋がっているなんてことも……。試しに、キッチンバサミで切ってみたところ、下までしっかり切れる! 熱々の時だけ、少し火傷に気をつけないといけませんが、ピザの切り分けにはキッチンバサミが楽ちんです。

ピザはピザカッターより、キッチンバサミで切った方が下までしっかり切れる

また、料理の彩りに、ネギをちょっとだけ欲しいなんていう時にも、便利です。わざわざ包丁とまな板を出す手間を思うと、面倒だしなくてもいいかなと思ってしまいますが、キッチンバサミですぐ出来ると思うとそのハードルが下がります。

この他にも、シソを半分に切って添えるなどもいいですね。

Lazy dummy

まとめ

家事の中には、最初に知った方法が当たり前になりすぎて、他に楽な方法があることに気づかないことがあります。道具で楽になるのであれば、どんどん前の方法を手放して、ゆっくり過ごす時間に変えていけるといいですね。今回のアイデアが、お役に立てばうれしいです。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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