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2020年03月19日 16:30 更新

放置しがちな段ボールはその場で片づける! 収納場所に必須の3つの条件

今や生活に不可欠なネットショッピング。便利な反面、商品が入っていた段ボール箱がどんどん家に溜まってしまって置き場所に困ることも……。今回は荷物が届いたらすぐに段ボールを片づけられる収納のコツをご紹介します。

Lazy dummy

こんにちは、4人の子どもと暮らすライフオーガナイザー®︎中矢くみこです。

子どもと暮らしていると、ネットショッピングはとても便利でついつい頼りがちです。ところが、便利な反面困るのは、段ボール箱の置き場所。ついついリビングに出しっぱしだったり、廊下に置きっぱなしということはありませんか?

そこで今回は、荷物が届いたらすぐに段ボールを片づけられる収納のコツをご紹介します。

片づけやすいコツ①:受け取る場所の近くに置き場を作る!

段ボールは定期的に手放すものなので、できるだけ家の中まで持ち込まないことが大切です。例えば玄関や勝手口など、荷物を受けとる場所の近くに段ボール置き場を作ることで、段ボールを移動する手間も最小限ですみますし、手放すときもスムーズになるんですよ。

玄関収納の中の収納

わが家では玄関ドア横の玄関収納の中に、段ボールの置き場所を作っています。

横長のスペースでも収納しやすい!

段ボールは縦長のスペースに立てておくのが便利ですが、なかなか縦長のスペースが確保しにくいご家庭もありますよね。わが家も横向きにしか段ボールを収納する場所がありませんでした。そこで、棚板と棚板の間を段ボール収納に。写真のスペースは80cm×45cm×20cmほどの大きさです。

玄関収納の中に段ボールを一時置き

この写真の状態は最大の量。パンパンですよね(笑)。箱を潰した状態で入らないものは半分に折ったりもするのですが、意外とたくさん収納できています。捨てに行くタイミングが遅れてしまうと溢れていきますよね。そこで我が家では捨てる頻度と数を照らし合わせ、オーバーしない量が入るように計算し、スペースを確保していますよ。

棚板に横向きで積むときは……

棚板の上に横向きで積んでいくときは、棚板の手前を少しだけ上げると、積み重なった段ボールが落ちてこないので安心です。

段ボールが落ちてこないように棚板の手間を少し上げる

こちらの金具では、手前の部分(写真右側)を2つ分高くしています。

片づけやすいコツ②:収納する場所で開封する!

届いた荷物って、ワクワクしながらついついリビングまで持っていきがちなんです(笑)。

Lazy dummy

でも素早く段ボールを処理するためには「手放すものは家の中まで持ち込まない」ことも大切! なので、届いた荷物は、受け取ったらすぐに開封します。我が家での開封場所は、ちょうど玄関ドア横の段ボール収納の前。

商品を箱から出したら、段ボールをつぶして一時保管場所に収納してしまいます。

収納する場所で開封すれば、一歩も動かずに片づけも完了です。

片づけやすさは捨てやすさにつながる

段ボール置き場所が玄関にあると、捨てるときも玄関で準備して、さっと家の外に出すことができます。

Lazy dummy

私の地域では資源ゴミは1カ月に1度ですが、近くにリサイクルステーションがあるので、比較的自分たちのペースで捨てにいくことができます。

「この場所がいっぱいになったら捨てにいく」と夫と決め事をしているので、気がついた方が段ボールをまとめてドア脇に置いておけば、捨てるのも忘れにくいんです。

片づけやすいコツ③:ハサミや紐は一緒に収納!

段ボール置き場には、荷物を開封するときに使うハサミやカッターを一緒に置いておきます。

段ボール置き場の近くにハサミやカッターを一緒に収納

緩衝材もハサミで穴を開けてすぐに捨てられるように、ゴミ箱も近くに置いておきます。

ゴミ出しで使う紐なども同じボックスにひとまとめに。ゴミ出しをするための段ボールのまとめ方が夫婦で違うので、夫用のラップ・私用の紐と、それぞれが使いやすいものを入れています。

手放すときに楽できる一手間も!

荷物が入っていた段ボールには宅配ラベルが貼り付けられています。個人情報が載っているのでラベルは剥がして資源ゴミに出しますよね。

Lazy dummy

捨てるときに剥がしてもいいのですが、数が多いと剥がすのも大変。なので、段ボールを潰すタイミングでその都度剥がしてしまいます。処理できるもの(シュレッダーやスタンプ、ペンなど)も近くにあるとスムーズですね!

まとめ

ネットショッピングで購入した商品が届くのはうれしいけれど、その後の段ボールの片づけは面倒……。そんなときは収納場所や収納方法を見直すタイミングかもしれません。ネットショッピングが便利だからこそ、段ボールを手早く片づけられる環境が整うと、より快適になりますよ。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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