釜山新港のコンテナターミナル(資料写真)=(聯合ニュース)
釜山新港のコンテナターミナル(資料写真)=(聯合ニュース)
◇1月の経常黒字10.1億ドル 新型コロナの影響は軽微 韓国銀行(中央銀行)が5日発表した国際収支(速報値)によると、1月の経常収支は10億1000万ドル(約1086億円)の黒字で、前年同月比22億9000万ドル減少した。黒字幅は、3億9000万ドルの赤字を記録した昨年4月以降で最小となった。サービス収支は改善したが、旧正月連休による操業日数減少などで商品収支(貿易収支に相当)の黒字幅が縮小した影響を受けた。1月下旬から中国・湖北省武漢を中心に新型コロナウイルスの感染拡大が本格化したが、輸出に及ぼした影響はほとんどなかったことが確認された。◇呼吸器疾患ある患者 マスク着用で症状悪化も 新型コロナウイルスの感染拡大でマスクが品薄になっているが、呼吸器疾患がある人はマスクをつけることでかえって症状が悪化する可能性がある。保健当局と医療関係者によると、肺疾患などの持病がある人は医師と相談し、本人の状態に合わせてマスクをつけることが重要だ。マスク着用より重要なのは「人と距離を置くこと」と「手洗い」だ。政府の中央防疫対策本部の鄭銀敬(チョン・ウンギョン)本部長は「手を洗い、手からウイルスが入ることを防ぐのがより重要な予防法だ」と強調した。 ◇新型コロナで心も不安定に 心理相談の需要増加 新型コロナウイルスの感染拡大に対する不安感などで、心理相談を受ける人が増えていることが分かった。韓国保健福祉部傘下の医療機関、国立精神健康センターが新型コロナウイルス問題が本格化した1月29日から3月1日までの約1カ月間、自宅隔離者と一般人を対象に行った心理相談は1万8060件に上った。感染が確認されていない場合でも日常生活で新型コロナウイルスに対する不安感が大きく、心理相談の需要が増えているものとみられる。◇ブルージェイズ柳賢振 練習試合で7奪三振 米大リーグのドジャースからブルージェイズに移籍した韓国人左腕、柳賢振(リュ・ヒョンジン)が5日(現地時間)、春季キャンプ中のフロリダ州ダンイーデンで練習試合に先発登板し、マイナー打者らに50球を投げて7奪三振の好投を見せた。現地メディアの記者は、「柳賢振はマイナーリーグの打者を相手に堅実な投球を行った」と評価した。柳は10日のオープン戦で3回目の実戦登板に臨む予定だ。
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