韓国外交部の趙世暎第1次官(同部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
韓国外交部の趙世暎第1次官(同部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国と米国、日本、オーストラリア、ニュージーランド、ベトナム、インドの7カ国の外務次官が27日午前、新型コロナウイルスへの対応を巡り電話協議を行った。 韓国外交部によると、協議では各国の感染状況や防疫政策などを共有し、在外国民支援、人道支援など今後の協力策について意見交換した。 韓国外交部の趙世暎(チョ・セヨン)第1次官は、国内の感染者数は減少傾向にあるが、海外からの流入に対応し検疫を強化していると説明。政府主導で人と人との接触をなるべく避け、距離を取る「社会的距離」の確保を強化していることに加え、感染の危険性が高い施設の運営は制限する一方、日常的な経済活動は円滑に行われるよう取り組んでいると紹介した。また、集中的な診断・検査と感染者の追跡調査を継続することが韓国の防疫政策の中心だと強調した。 出席者は今後も電話協議を行い、緊密な意思疎通と連携を続けることで一致した。 7カ国の外務次官は20日にも電話協議を行っている。
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