文大統領は「(就任後の)3年半は朝鮮半島から戦争の脅威を取り除き、平和と繁栄の朝鮮半島に変えていく挑戦の時間だった」と振り返った。その上で、「朝鮮半島の平和はわれわれ皆に与えられた時代的な使命」とし、「壁を越えながら時間がかかっても必ず平和に進まなければならない」と強調した。
今後の南北関係については、「国土、海、空での平和は南北双方のための共存の道だ。感染症と家畜伝染病、災害を克服するため、南北が生命・安全共同体として共存の道を見つけることを望む」とした上で「南北、国際社会が対話と信頼を通じ、障害を乗り越え、朝鮮半島から北東アジアに平和を広げていくことを期待する」と述べた。
また、「強い安保が平和の基盤になることは変わることのない政府の哲学」とし、「全方位的な安保脅威に備えた最新戦力を補強し、『スマート軍』育成のための投資を大きく増やす」との方針を示した。
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