丁氏は、ヤンセンとは当初予定よりも200万人分多い600万人分の契約を結んだとし、来年4~6月期から接種を開始すると伝えた。
ファイザーのワクチンについては、1000万人分の契約を結んでおり、来年7~9月期から輸入するとした。導入の時期を前倒しするため、交渉を進めているという。
丁氏は英国や米国などの国々でワクチン接種が始まったが、大半は接種が非常に急がれる国だとし、「政府は先に接種されたワクチンが安全かどうか、十分に効果があるかどうかなどを綿密に見極め、国民ができるだけ早く安心して接種を受けられるよう準備する」と強調した。
政府はすでに英製薬大手アストラゼネカと1000万人分の購入契約を結んでおり、計2600万人分のワクチン契約を完了したことになる。
政府は今月8日、ワクチンを共同購入する国際的な枠組み「COVAX(コバックス)」を通じて調達する1000万人分と海外製薬大手4社からの購入分を合わせ、計4400万人分のワクチン確保計画を閣議決定した。
アストラゼネカに続きファイザー、ヤンセンとの購入契約が完了し、残るは米モデルナとの契約締結となる。モデルナとは「供給確約書」を結んで購入量を確定させているという。
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