入国する外国人に対する検疫(資料写真)=(聯合ニュース)
入国する外国人に対する検疫(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国政府が、英国由来の新型コロナウイルス変異株の国内流入を防ぐため、同国からの航空便の運行停止措置を3週間延長した。 防疫当局や在英韓国大使館などによると、今月1日までの予定だった運航停止措置は22日まで3週間延長された。同措置は昨年12月23日に始まり、延長が繰り返されている。 政府は変異ウイルスの流入防止のため、全ての入国者を対象にPCR検査の陰性証明書の提出を義務付けている。提出しない場合、外国人は入国が禁止され、韓国人は臨時生活施設で検査を受けた後、14日間隔離される。関連費用は全額自己負担となる。また、全ての入国者は入国後と隔離解除前に検査を受けなければならない。 こうした措置にもかかわらず変異ウイルスが急速に広がっている。防疫当局によると、3月29日時点で韓国内で確認された英国、南アフリカ、ブラジル由来の変異株の感染者は累計289人で、これら3種類と別のタイプの変異株感染者を合わせると407人に上る。
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