世界遺産の闘雞神社(和歌山県田辺市東陽)をオンライン上で見学できるバーチャルツアーが公開されている。田辺市と大阪公立大学との共同プロジェクト。最先端の技術を使って3次元化した神社内を、パソコンなどからいつでも、どこでも見て回ることができる。
仮想空間に現実そっくりの空間を再現するシステム「マーターポート」を使って作成。大阪公立大学大学院の吉田大介准教授らが協力した。
神社内を移動しながら、360度閲覧することができる。歴史的背景やニュース動画などを紹介するガイド機能も組み込まれており、見て楽しむだけではなく、学びを深めることができる。
画面上で寸法を測ることもでき、焼失など万が一の場合に備えた貴重なデジタル資料にもなるという。
市建築課の担当者は「時間や地理的な制約を受けることなく、まるで現地を訪れているような感覚を味わうことができる。観光や教育、文化財の保全など用途はさまざま。田辺市を知るきっかけの一つにしてほしい」と話している。
今後は、闘雞神社以外の文化財も公開していきたいという。
いつでもどこでも闘雞神社 バーチャルツアー公開、和歌山県田辺市
AGARA 紀伊民報 2025年05月28日 14時30分