◇20日 楽天0―1西武(盛岡・きたぎんボールパーク)
楽天は1点を追う9回、反撃すべく代打攻勢に出たが、今季初のベンチスタートとなった浅村は最後まで打席に立つことはなかった。2015年8月8日のオリックス戦から足かけ11年にわたって継続していたパ・リーグ1位の連続試合出場が1346試合でついに途切れた。
「自分が成績を出せてなかったというのもあるし、どこかで切れる記録なんで。今はちょっとなかなか(気持ちの)切り替えはまだできてないけど、前向いてやるしかない」。通算2000安打まであと2本に迫っていたが、前カードのソフトバンクとの3連戦で快音が聞かれず、13打席無安打だった。
ベンチ登録の野手で唯一出場機会がなかったのが浅村だった。出番がなかったのは打撃が不調だったことが大きいとみられ、盛岡の試合に同行した石井ゼネラルマネジャー(GM)は「延長になった時に彼の力が必要なので。優先順位としてきょうは一番後ろでスタンバイしてもらった」。断腸の思いでスタメン落ちさせたという。
三木監督も欠場となったことについて「今後も彼の力はこのチームにとって間違いなく必要だが、球団、GMもちろん含めて、総合的に判断をしたいというのが今僕が言えること」と説明した。
チームは3試合連続の1点差負け。借金も今季ワーストタイの「5」に膨らんだ。2000安打の偉業が目前の中で重苦しい空気が試合後の球場に漂った。