中日・井上一樹監督、悔やまれる逆転負け「ほかのすべはなかったのか」配球に疑問符 木下拓哉離脱とWショック

◇30日 中日1―4巨人(バンテリンドームナゴヤ)

 中日は30日の巨人戦(バンテリンドームナゴヤ)に1―4で逆転負けした。1点リードの6回1死三塁で、2番手勝野がキャベッジに投手有利の2ストライクから同点打を浴びるなど逆転を許した。井上一樹監督(53)は配球に首をかしげバッテリーに猛省を求めた。9回には木下拓哉捕手(33)が負傷。悔やまれる逆転負けと正捕手のアクシデント―。竜をダブルショックが襲った。

 井上監督は頭を抱えていた。勝負を分けた6回1死三塁のピンチ。ベンチは大野から2番手・勝野にスイッチした。打席はキャベッジ。結果は左越えの同点適時二塁打。指揮官の頭には「?」マークがともった。

 「結果は悔やんでも仕方がない。ただ、配球面でどうだったのか。そこはクエスチョンだよね」。5回無失点の大野続投を決めてからの継投。「勢いを止めてもらいたかった。そこは投手コーチと一致した意見」。右腕は最速160キロで球威十分のパワーピッチャー。助っ人外国人を封じにかかった。

 2球で追い込んだ。150キロ中盤の真っすぐで空振りと見逃し。3球目は外角153キロでファウル。どう、封じるか。宇佐見は高めにミットを構えた。要求は速球。154キロ真っすぐがシュート回転して真ん中に入る。打ち返され、打球は左翼・板山の頭上を越えた。

 リスクを下げながら、高確率で抑えていくバッテリーの共同作業。投げ切れたら最高の結果だっただろう。ただし、ミスの代償は大きい。落ちるボールで誘えなかったか。「そういうところ。もうちょっと考えてみろよ、と。もうちょっと、ほかのすべはなかったのか、というところはある」と井上監督。キャベッジの球種別打率は真っすぐは3割4分4厘、変化球は2割4分2厘となった。 ゲーム最終盤のアクシデントも指揮官の悩みを深めた。9回無死一塁で遊ゴロを放った木下が一塁を駆け抜けて急ブレーキ。左太もも裏に手を当て、ベンチへ退いた。試合後はアイシングし、左足を引きずり、トレーナーとともに病院へ向かった。

関連記事

中日スポーツの他の記事も見る

スポーツの主要なニュース

スポーツのニュース一覧へ

スポーツのニュースランキング

ランキングの続きを見る
ニューストップへ