中日・山本泰寛、移籍後初ホームラン「打った感触は全くなかった」9回2死で一矢「明日につながると思う」

◇10日 広島6―3中日(マツダ)

 一矢を報いる移籍後初本塁打だった。4点を追う9回2死。中日・山本泰寛内野手(30)が1ストライクから広島の4番手・中崎が投じた真ん中のフォークをうまくバットに乗せると、白球は左翼フェンスを越えていった。「打った感触は全くなかった。飛んだなという感じ」と本人も驚きの今季1号ソロとなった。

 1軍での柵越えは阪神時代の2022年6月29日のDeNA戦(横浜)で同年のシーズン2本目を放って以来。「あまり本塁打を打ち慣れていないので」と謙遜したが、巨人、阪神、中日と所属した3球団全てで本塁打をマークした。

 空砲となったものの、「負け試合なので悔しいけど、明日につながると思う。次はしっかりと塁に出ることで、チームに貢献したい」と視線は次戦に向いていた。

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