来春の大型観光企画ふくしまディスティネーションキャンペーン(DC)を控え、福島県とJR東日本などは28日、郡山市で「全国宣伝販売促進会議」を開き、関係者が旅行業者らへ本県の魅力を存分にアピールした。
本県の観光資源や取り組みを紹介する機会として全国の旅行関係会社やメディア、JRグループの関係者約600人を招いた。
ふくしまDC実行委員会長の内堀雅雄知事が「来年は福島県が誕生して150年、東日本大震災から15年の重要な年。多くの方が福島に来て、見て、感じて笑顔になって、幸せの風を感じて頂きたい」と呼び掛けた。JR東日本の中川晴美常務マーケティング本部長は「JRと地域が手を取り合い、地域の魅力を全国に発信する」とあいさつした。
プレゼンテーションでは、内堀知事が県内各地の「花」、ラーメンや常磐ものなど「食」、日本酒やみそしょうゆの「発酵文化」、復興の姿を伝える「ホープツリーズム」など本県の魅力や取り組みを紹介した。
浜通り、県北、県中、県南、会津各地域の関係者が登壇し、パフォーマンスも交えながらそれぞれの地域の魅力やスポットを発表した。
ふくしまDC応援団も登場。俳優の松井愛莉さん(いわき市出身)は「福島は温かくて優しくて元気をもらえる場所」、お笑い芸人のあかつさん(同)は「福島はどんどん元気なっている」、タレントの長沢裕さん(伊達市出身)は「ユーモアあふれる方がたくさんいる。ぜひ福島に来て心の故郷をつくって」とアピールした。
会場では市町村などがブースを設け、観光商談会や伝統工芸の体験企画を実施した。29、30の両日は県内7コースに分けた現地視察が行われる。
県産食材の料理提供
歓迎レセプションでは、「常磐もの」や福島牛など県産食材を使用したさまざまな料理が会場に用意され、参加者が本県食材を使用した料理を味わった。川俣シャモや柏屋薄皮饅頭(まんじゅう)といった各市町村の特産品の屋台ブースも設置され、参加者が本県の食を満喫した。
JR東日本の高岡崇東北本部長が「福島のことを知り、商品造成に生かしていただきたい」とあいさつ。国土交通省東北運輸局の川崎博局長とJTBの三輪美恵常務執行役員が祝辞を述べた。鏡開きに続き、「福が満開、福のしま。」県観光復興推進委員会の守岡文浩副会長が乾杯の音頭を取った。
オープニングイベントには福島市のダンサー・振付師「Ruu(ルウ)」さんが率いる「Fabulous Sisters」(ファビュラス シスターズ)が登場し、会場を盛り上げた。