家事の分担については、各家庭によってさまざまなスタイルがあります。ただ、あまりにも負担が偏ってしまうと、トラブルの原因になりかねません。これは筆者の友人・F代から聞いたお話。F代が出産直後に耳を疑った夫のセリフとは?
何もしない夫
私の夫は一人っ子で、結婚するまで実家にいました。
義母が過保護なまでに世話を焼いて育てたらしく、結婚しても家事を一切をやろうとしませんでした。
結婚して2年ほどで子どもを授かった私たち夫婦。
今は何もしない夫でも、さすがに子どもが生まれれば少しは変わってくれるだろうと、私は安易に考えていたのです。
体調不良
私は産後に体調を崩してしまい、なかなか以前のように動けませんでした。
生まれたばかりの子どもの世話と最低限の家事で精いっぱい!
するとある日、夫が「ねぇ、もう少しまともなご飯作れないの?」と文句を言ってきたのです。
夫は比較的帰りが早いので、作ろうと思えば自分でできるはずなのに、一切やろうとしません。
「調子が悪くて、Mちゃん(子ども)の面倒みるのでいっぱいいっぱいなの。少しは手伝ってくれても良いんじゃない?」と私が言うと、夫は耳を疑うようなセリフを吐きました。
はぁ?!
「だって俺は働いてるんだよ? お前は家にいるんだろ? だったら家のことやるのはお前の仕事だろ?」
「うちは母さんが全部やってたし、男は何もしなくていいって言われて育ったんだ。母さんの言うことは今まで全部正しかったから。」
夫は私のことを気にかける様子もありませんでした。
私は頭が真っ白になるほど腹が立ち、「だったらお義母さんと一緒にいれば? 私は無理なので出ていきます!」と言って、子どもを連れて実家に避難することにしたのです。
決心
私たちが実家に帰って一週間ほどしたころ、夫から連絡がありました。
迎えに来るわけでもなく、電話をしてきただけです。
夫は面倒臭そうに「母さんが戻って来いって言ってるぞ。俺は別にどっちでも良いんだけど。」と一言。
子どもの様子を気にすることもなく、なぜ私が怒ったのかを理解しようともしなかったので、この一言を聞いたときに、私は離婚を決意しました。
これまで家事をやってこなかったのは仕方がないですが、協力する姿勢は見せてほしかったですよね。自分の妻と子どものことを「どっちでも良い」というような人と、一緒に生きていくことはできません。
離婚成立までには時間がかかるかもしれませんが、結婚前に見抜けなかった自分への罰だと思って、頑張っていかなくちゃと自分を奮い立たせています。
【体験者:30代女性・会社員、回答時期:2024年7月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。