子宮頸がんの末期一歩手前から生還「健康でないと満足に眠れない」と気づいた。71歳団地ひとり暮らし、現在のライフスタイルとは?

内閣府が公開している「令和4年版高齢社会白書」によると、65歳以上の一人暮らし世帯数は年々増加傾向にあるようです。そのようななか、数々の人生の逆境を持ち前のバイタリティーで乗り越え、歳を重ねてもなお生きることの楽しさを体現しているのは、『71歳、団地住まい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」 がんを乗り越えてわかった本当の幸せ』を著した、ソネ ジュンコさん。ソネさんいわく、「健康でないと満足に眠れないということを知った」そうで――。

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がんになって「健康でないと満足に眠れない」ということを知りました

30代での離婚、40代での実家の倒産と、精神的な苦痛から不眠症を経験した私ですが、61歳でがんになったとき、今度は「身体的な病気で眠れない」という経験をすることになりました。

私は2013年1月22日に61歳の誕生日を迎えています。ちょうどその日に友達がサプライズパーティーを開いてくれたんです。

「ちょっと会わせたい人がいるから、ドレスアップしてきてね」と意味深なことを言われ、オシャレして約束のお店に入ったとたん、クラッカーが鳴らされて親しい友達が勢ぞろいという、とても素敵なサプライズパーティーでした。

とても楽しくうれしくて大騒ぎをしたのですが、実はそのとき、体がすごくつらかったのです。

うれしい、ありがたい、なんて幸せなんだろうと思いながらも、実は体がつらくて一刻も早く家に帰ってベッドで横になりたい気持ちでいっぱいでした。

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