ふくい桜マラソン実行委員会は5月30日、総会を福井県庁で開き、フルマラソン大会「ふくい桜マラソン2026」を来年3月29日に開催すると決めた。持続可能な大会を目指して県民参加の裾野を広げるため、フルマラソンに若年層や初めて挑戦する県民向けの新たなエントリー枠を設ける。募集開始は9月下旬を予定している。
桜マラソンは、24年春の初開催から3回目となる。今年3月の第2回大会には国内外から1万3485人が参加。エントリー数1万5447人のうち県民は5345人で割合は約35%だった。
実行委によると、地方都市のフルマラソン大会は、定員割れで規模を縮小するケースも見られるが、地元の参加意欲が高い大会は長く安定的に開催を続けている傾向にある。
次回大会では県民参加率40%(6千人)を目指し、フルマラソンに県民を対象とした二つのエントリー枠を新設する。「U−22学割枠」は18〜22歳の若者向け、「グループ割枠」は初マラソンのランナーを含む5人一組のグループを対象とし、ともに参加料を割り引く。事務局担当者は「大学や専門学校の卒業記念に参加を呼びかけるなど、将来の参加者層の育成につなげたい」と話す。
コースは前回と同様、福井市の福井駅西口付近を発着点とし、さくら通りや新九頭竜橋、坂井市の丸岡城周辺などの名所を駆ける。制限時間は7時間。5キロ、1・5キロの部もある。
大会プロデューサーは引き続き、プロランナーの大迫傑さんが務める。「毎年福井に行けることをうれしく楽しみに思っている。桜マラソンは平たんで走りやすいコースと、沿道の皆さまの温かい応援が魅力。全国に誇れるナンバーワンの大会にしていきましょう」とビデオメッセージを寄せた。
エントリーは県民先行枠が9月20日、その他は同25日に開始する予定。募集期間は約1カ月半に短縮し、県民を中心に早めのエントリーを呼びかける。