マクラーレンのピアストリが最速。ロングランでフェルスタッペン食い下がる。角田裕毅は苦しい13番手|F1スペインGP FP2

 バルセロナ・カタルニア・サーキットで開催されているF1第9戦スペインGP。初日の走行を締めくくるフリー走行2回目ではマクラーレンのオスカー・ピアストリが最速タイムを記録した。

 午前中のフリー走行1回目に続いて、午後のFP2も気温31度、路面温度48度と依然として暑いコンディションの中スタート。FP1でルーキー枠のドライバーにマシンを預けたハースのエステバン・オコンや、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンも含め20台がコースに姿を現した。

 FP1では走り始めにハードタイヤを試すドライバーが多かったが、FP2ではほとんどがミディアムタイヤを履いた。

 ハースのオリバー・ベアマンがターン3でスピンを喫することはあったものの、レッドフラッグとはならずセッション続行。各ドライバーともFP1から調整が加えられたマシンを試した。アストンマーティンのランス・ストロールはマシンの不満を訴えてガレージに戻り、珍しくシートを交換していた。

 セッションが20分を経過したところから、メルセデスがまずソフトタイヤを投入し予選想定プログラムを開始。ジョージ・ラッセルがそれまでミディアムタイヤで記録していた全体ベストタイムを塗り替える1分13秒046をマークした。

 他チームもソフトタイヤを履いてアタックを実施。ラッセルから0.24秒差でレッドブルのマックス・フェルスタッペンとマクラーレンのランド・ノリスのふたりがつけた。

 その後、少し遅れてタイム計測を実施したピアストリが1分12秒760をマークし、ラッセルを交わしてトップに立った。

 セッション折り返しを過ぎてからは、レースを見越したロングランプログラムが主流。1セット目のミディアムタイヤに戻したドライバーも、終盤にかけては予選想定を終えたソフトタイヤでも連続周回を行なった。

 タイムシートには大きな変動はなく、ピアストリがセッション最速。ラッセルがトップから0.286秒差で2番手、フェルスタッペンが0.310秒差で3番手だった。

 4番手ノリス以下は、フェラーリのシャルル・ルクレール、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリ、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソ、アルピーヌのピエール・ガスリー、レーシングブルズのアイザック・ハジャーとリアム・ローソンというトップ10だった。

 予選パフォーマンスではやはりマクラーレン強し。ミディアムタイヤでのロングランではフェルスタッペンが1分19秒台後半で安定しており、マクラーレンが群を抜いているというわけではなかったが、ノリスは11周を周回したタイヤで1分18秒台を記録するなど余力を残していそうだ。

 またメルセデスはソフトタイヤで精力的に周回し、ラッセルは15周以上のロングランでも1分20秒台後半のペースをキープ。その他チームもソフトタイヤでロングランを実施しており、レースでも十分に選択肢のひとつとなってくるだろう。

 レッドブルの角田裕毅はマシンのグリップ不足を訴え、1発のタイムが1分13秒683と伸びず13番手。トップから0.923秒差と大きく水を開けられた。また、ロングランでも、ミディアムタイヤ、ソフトタイヤ共に、周回を重ねていくと1周1秒近くフェルスタッペンに離されるなど、2日目に向けて課題が残るセッションとなった。

関連記事

motorsport.com 日本版の他の記事も見る

スポーツの主要なニュース

スポーツのニュース一覧へ

スポーツのニュースランキング

ランキングの続きを見る
ニューストップへ