【園田・西日本クラシック】高知シンメデージーが無傷の6連勝…無敗馬対決を制する

 5月1日、園田競馬場で行われた11R・西日本クラシック(3歳・ダ1870m)は、吉村智洋騎乗の2番人気、シンメデージー(牡3・高知・打越勇児)が快勝した。3.1/2馬身差の2着に1番人気のオーシンロクゼロ(牡3・兵庫・玉垣光章)、3着にマルカイグアス(牡3・兵庫・橋本忠明)が入った。勝ちタイムは2:05.1(重)。

 シンメデージーとオーシンロクゼロの無敗馬対決となったレース。2週目の向正面半ば前から早くも一騎打ちの形に。直線に入っても激しい追い比べになったが、最後はシンメデージーがねじ伏せて、無傷の6連勝で2つ目の重賞タイトルを手に入れた。

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吉村「完勝といえる内容」

西日本クラシック 口取り (C)兵庫県競馬組合

 「完勝といえる内容でした。コーナーで少しもたついたけど、直線はしっかり伸びているなという感じでした。追えば追うほど伸びるかなっていう感触はありました」と吉村騎手がコメント。管理する打越師は「馬体にさみしい感じはなかったですし、馬はいい感じでした。他場の重賞を初めて勝てましたし、うれしいですね。(次走は)高知優駿、東京ダービーが視野に入っています。馬の状態を確認し、オーナーと相談して次のレースを決めたいと思っています」と笑顔を見せた。

シンメデージー 6戦6勝
(牡3・高知・打越勇児)
父:コパノリッキー
母:イズミコマンダー
母父:コマンダーインチーフ
馬主:楠昌史
生産者:タガミファーム

【全着順】
1着 シンメデージー
2着 オーシンロクゼロ
3着 マルカイグアス
4着 ワンウォリアー
5着 ウェラーマン
6着 ミスターダーリン
7着 ホーリーバローズ
8着 ゴールデンロンドン
9着 アグロドルチェ
10着 レイアンドダンス
11着 アンバーシュガー

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