水しぶき上げ、豊漁祈願 伝統の那覇ハーリー

 豊漁と航海の安全を祈願する沖縄の伝統行事「那覇ハーリー」が3日、那覇市の那覇港で始まった。竜をかたどった全長14.5メートルの「爬竜船」にこぎ手や旗持ちら約40人が乗り込み、水しぶきを立てて海上を進んだ。大会実行委員会によると、5日までの期間中に約17万人の来場を見込んでいる。

 那覇ハーリーは約600年前に中国から琉球王朝に伝わったのが起源とされる。一時途絶えたが、1972年の本土復帰を記念して75年に復活した。

 3日は中学生らがレースに参加。かねの音やかけ声に合わせて力いっぱい櫂をこぐ若者たちに、見物客が「ファイト」「速く速く」などと大きな声援を送った。

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