男性も声を上げられる社会に
歌手のGACKTさんが、自身のSNSで明かした電車内での「痴漢被害」。700文字超につづった赤裸々な嫌悪の記憶を「同じことを経験したことがあるヤツ、絶対いると思う!」という言葉で結んでいます。そして、これに対して「自分も被害を受けたことがある」と告白する男性ユーザーが相次ぎました。
GACKTさんは2025年5月24日に放送された民放のバラエティー番組で「電車恐怖症」であることを告白。その理由を28日(水)、自身のX(旧ツイッター)で次のように語りました(※要約)。
17歳のとき、身動きが取れないほどの満員電車で、40代くらいの女性が向かい合う形で立っていた。体がぴったり密着した状態で女性は自身の胸元をパタパタと開いてきた。目線をそらすも、今度は股間にその女性の手が当たる。体を反らしても女性の手は付いてくる。そして今度はあからさまに触り始めてきた……。
女性の手を取って「何やってんだよ!」と声を上げることも考えたが、もしその状況で女性が反対に「きゃーっ、痴漢!」と叫んだとしたら、痴漢だと疑われるのは間違いなく自分の方だろう。結局、次の駅までなされるがままだった。これを機に電車に乗るのをやめた……。
この衝撃の告白にファンは騒然。「ひど過ぎます」「恐怖症にまで陥れるなんて許せない。しかもまだ17歳」「悔しかったでしょう、腹立たしかったでしょう。理不尽でしたね」「被害だけでもつらいのに、対応次第で(冤罪の疑いを掛けられ)GACKTさんの人生が詰んでた可能性があるのも恐ろしい」と共感や慰めの言葉を向けました。
それだけではありません。男性ユーザーたちから「自身も同種の被害に遭った」という告白が相次いだのです。
「僕も高校時代、満員電車内でお姉さんが目の前に来て股関をイジられ続けました」「中学生の頃、友達と電車に乗っていたらいきなり股間をギュッと握られた。大人になってからは笑い話にしてるけど、当時はまじで怖かった」「後輩の男性が痴漢被害に何度か遭って、座れる電車しか乗らなくなったそう」「狭いATM内に女性が入って来て、耳元で声を掛けてきた。怖くなって逃げた。怖いんですよ、男でも」
男性であっても怖いというリアルな声があふれました。さらに、
「痴女に遭うのを“うらやましい”と言っているやつら。実際に被害受けてみろ。相手への恐怖と自分の肉体への憎悪で女性恐怖症になるぞ(経験者)」と、男性の被害を揶揄(やゆ)する風潮に憤りを叫ぶユーザーもみられました。
性暴力被害は女性だけでなく男性も受けているという現実に、あらためて「性別関係なく被害を訴えていける世の中にしなくては」と思いを新たにする声も上がっています。
(LASISA編集部)