【漫画】引っ越しで”怒る先生”とのお別れ 転園先での息子の感想に「泣いちゃう」【作者インタビュー】

甘いだけじゃない、素敵な先生

 息子に優しく厳しく接してくれた幼稚園の先生について描いたマンガ「怒る先生」が、Instagramで800近くのいいねを集めて話題となっています。

 息子にいつも優しく厳しく接してくれた、幼稚園の「ひかり先生」。家の引っ越しで転園することになったと伝えると、とても寂しがってくれました。息子の成長を支えてくれた先生と離れることになり、母は息子が転園先でうまくやっていけるか心配だったのですが……。読者からは、「ひかり先生、なんて素敵なの!」「先生、年長さんも見届けたかったでしょうね」「親の方が切なくなっちゃう」などの声があがっています。

 このマンガを描いたのは、ブロガーの「そら」さんです。Instagramやブログ「そらのハレのち晴れ」などでマンガを発表しています。そらさんに、作品についてのお話を聞きました。

ーーひかり先生の「先生としての魅力」は、特にどのようなところですか?

 ひと言でいうと「甘いだけじゃない人」といったところでしょうか。甘い態度だけをしていれば、子供に好かれることは簡単です。けれど、子供の未来まで考えると、厳しさが必要になるシーンはたくさんあるかと思います。ひかり先生には「甘さ」と「厳しさ」、その両方がありました。だからこそ、息子のふたばも私もひかり先生のことを慕っていましたし、彼女の言葉を信用していましたね。

ーー「ひかり先生のおかげだなあ」と感じた、息子さんの成長エピソードはありますか?

「給食を自分で食べ進めるようになった」という点が、特に成長したなと感じます。もともと息子は、給食中にお友達とのおしゃべりに夢中になってしまったり、周りに気をとられて給食に集中できなかったりする部分がありました。それを見たひかり先生は、お友達とのグループでなく、息子と先生が同じ机で給食をとるスタイルに切り替えて下さいました。そのおかげで、息子はだんだんと給食に集中して食べられるようになったんです。

 その結果、年中さんの3学期からは、お友達のグループで一緒に座っても、集中して給食を食べられるようになりましたね。

ーー息子さんは、転園後の幼稚園でも楽しく過ごせていますか?

 最初はお友達が思うようにできなくて、集団遊びにも参加できなかったようです。ただ持ち前の明るい性格のおかげか、徐々にお友達も増え、いまでは集団遊びのなかでも「こうしたらいいんじゃない?」「あれしようよ!」などと主張しながらも、みんなと仲良く過ごせているようです。

ーー転園以降、ひかり先生に息子さんの様子を伝える機会はありましたか?

 転園して少し経った頃に、電話で息子の様子を伝える機会がありました。まだ新しい園に慣れていないタイミングだったので、ひかり先生もとても心配して下さいました。しかし、「ふたばくんなら大丈夫」と心強い言葉をいただき、「私も息子を信じよう」と身が引き締まる思いでした。前の幼稚園は他県なのですが、小学校入学前に一度会いに行こうと計画中です。

ーーひかり先生は、そらさんがマンガを描いてSNSへ投稿していることを知っていますか?

 ひかり先生は私のSNSの活動を知りません。もしひかり先生が偶然この記事を読んで下さったなら、「ふたばは、明るく立派な年長さんになっています。彼の周りにはたくさんの友達と笑顔があふれています。心のこもった教育をして下さり、本当にありがとうございました」と伝えたいですね。

ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか?

「とても素敵な先生」「ひかり先生、愛がいっぱいだったんだね」など、先生に対する称賛のコメントが寄せられました。

ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。

 慣れた環境からの引っ越しは、息子にとっても私にとっても大きな出来事でした。引っ越したあとも、前の幼稚園のことを思い出すたびにひかり先生への感謝の念が強くなっていき、その気持ちを何かしらの形で残しておきたいな、と思ったことがきっかけです。

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