長崎市茂里町のみらい長崎ココウォークで、県内の生産者と料理人を招き、生産者自慢の食材を料理人がコース料理として提供する一夜限りのレストラン「ココザストーリー」が定期的に開かれ、人気を集めている。両者の話を聞きながら食事をすることで、長崎の食の豊かさや生産者の思いを知ってもらう狙い。19回目となった27日は、約40人が西海市の畜産農家とイタリアンシェフのコラボを楽しんだ。
ココウォークを運営するみらい長崎(長崎市)が2022年から始め、地域の食の発信をする「nt Add works」(同市、森田優子代表)が協力。これまで北松小値賀町の漁師や南島原市のトマト農家らと県内の料理人を招き、2カ月に1回程度開いてきた。毎回、告知後1週間ほどで募集定員に達する。
27日は畜産農家「ミクリヤ畜産」(西海市)と、オーベルジュ(宿泊施設兼レストラン)「陶々亭」(長崎市)の「HAJIME」の高阪二木シェフ(46)がコラボ。ミクリヤ畜産の御厨晴美さん(30)と同社精肉部門の大石涼太郎さん(30)が、食材の「みくりや牛」について解説。10日ほど前に出荷した経産牛であることや飼育の大変さなどを聞きながらステーキなどを味わった。
参加した西彼長与町の中上剛さん(65)、幸子さん(65)夫婦は「命をいただいているということが感じられた」と話した。
次回は7月中旬、新上五島町のクロマグロをテーマに予定。みらい長崎の田川清人運営管理部長は「長崎の食材の地産地消にもつながれば」としている。
一夜限りのレストランが人気! 長崎・ココウォークで定期開催、県内の生産者と料理人招きコース料理
長崎新聞 2025年06月04日 10時58分