【長崎】韓国から対馬へ 法廷闘争経て12年7カ月ぶりの仏像返還 県教委支援に住職感謝伝える

13年前、対馬市で韓国の窃盗団に盗まれた観音寺の仏像が5月、12年7カ月ぶりに寺に戻ってきました。28日に観音寺の住職が長崎県教育委員会を訪れ、仏像の輸送支援に対する感謝を伝えました。

28日午後、県教委を観音寺の田中節竜住職(49)が訪れました。
観音寺・田中節竜住職(49):
「13年ぶりに従来あるべき場所にようやく落ち着きまして、檀家共々安堵しているところでございます」

対馬市豊玉町の観音寺所有の県指定有形文化財「観世音菩薩坐像」。2012年10月、韓国人窃盗団に盗まれ、長きにわたる韓国・浮石寺との所有権を巡る法廷闘争を経て、5月12日、12年7カ月ぶりに観音寺に帰ってきました。

県教委は、国や対馬市と協力し、韓国から対馬へ空路と海路を使った仏像の国際輸送を支援しました。前川謙介教育長は「文化財は県民の宝。地元の方の安堵の表情を見ることができて良かった」と喜びました。

観音寺・田中節竜住職(49):
「国をはじめ県、市の協力がなくしてはこの返還、解決はできなかったなと思っております」

「観世音菩薩坐像」は防犯のため対馬博物館が保管していて、6月15日(日)まで、対馬市民無料の特別公開をしています。

観音寺・田中節竜住職(49):
「1人でも多くの方にご覧になっていただきたいなと思います」

特別公開が終わったあとは、防虫処理を施し10月以降に平常展示する予定です。

関連記事

NCC長崎文化放送の他の記事も見る

九州/沖縄の主要なニュース

長崎のニュースランキング

ランキングの続きを見る
ニューストップへ