中医を学び伝えるタジキスタン人青年 江蘇省南京市

 【新華社南京5月29日】中国江蘇省南京市の南京中医薬大学第二付属医院鍼灸リハビリ科の外来診療では、中央アジア系の面立ちをした「外国人医師」をよく見かける。同大学2023級鍼灸推拿専攻修士課程に在籍するアミールさん(29)は、タジキスタンの首都ドゥシャンベから訪れた。

 アミールさんが中国文化を好きになったのは中学生の頃だった。中国武術とアクションスターに夢中になり、自らブルース・リーの中国語名「李小竜(り・しょうりゅう)」を名乗った。懸命に中国語を学び、「漢語橋」世界中高生中国語コンテストにも参加した。その後何度も中国を訪れ、中医(中国伝統医学)と出会った。

 2015年、アミールさんは北京中医薬大学に留学し、鍼灸と推拿(すいな)を学んだ。卒業後はドゥシャンベに戻って中医医院を開業した。アミールさんの努力により、多くの患者が中医の熱心なファンとなった。

 さらなるレベルアップを目指し、アミールさんは23年、南京中医薬大学の修士課程に進学した。江蘇省第二中医院副院長で指導教員の張建斌(ちょう・けんひん)教授の指導を受けながら、現代鍼灸の臨床応用を学ぶと同時に、中国以外での鍼灸の普及と応用、発展の研究にも着手した。

 アミールさんは「中医をより多くの国に伝え、もっと多くの人に中医の素晴らしさを感じてもらいたい」と抱負を語った。

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