米ノースカロライナで盗まれたiPhoneがフロリダ→中国・深圳へ!盗難被害に遭った時のオススメ対処法とは?

 今年3月に米ノースカロライナ州で起きたiPhoneの窃盗事件で、中国を拠点としていると思われる国際的犯罪組織の存在が浮かび上がり、注目を集めている。

 同州シャーロットに住むマリン・ブレイクさん(写真)は、友人たちと地元のバーを訪れた際、混み合った店内で何者かにiPhoneをすられた。盗難後、「デバイスを探す」を使ってスマホを追跡したところ、iPhoneはいったんフロリダ州マイアミに送られた後、最終的になんと中国・深圳まで移動。香港に近い「中国のシリコンバレー」と称される世界的なIT産業の中心地だ。

 マリンさんは盗まれたスマホを取り戻すことは諦めて、新しいiPhoneを買ったところ、なんと、窃盗事件に関わっていると思われる人物から「リンクをクリックしないと、個人情報をブラックマーケットに売る」という“脅迫メール”が何通も送られてきた。

 その脅迫メールが、リンクをクリックさせて個人情報を抜き取り、盗んだスマホのロックを解除するための典型的な手口だと知っていたマリンさんは、メールを無視して警察に通報したが、地元メディアに「すごく怖かった」と、こう語った。

「これは単なるスリではなく、国際的な犯罪ネットワークによるものだと思います。何か対策が講じられるべきで、この問題はますます深刻化しています」と、警察や関係当局によるさらなる調査の必要性を訴えた。

 中国の犯罪事情にも詳しい経済ジャーナリストはこう説明する。

「深圳は世界最大級の電子機器製造拠点のひとつで、特にスマホやその部品のリサイクルや再販市場が盛んです。被害者のiPhoneが深圳まで送られた背景には、スマホをばらして部品を再利用したり、ロックを解除して再販したりする目的があると考えられます」

 ちなみにアップル社は、iPhoneを盗まれた場合、次のような対処法を推奨している。

 ①即座に「デバイスを探す」でスマホの位置を追跡し、リモートでロックするかデータを消去する。

 ②警察に通報し、盗難の詳細と追跡情報を提供する。

 ③アップルIDや関連アカウントのパスワードを変更する。

 ④マリンさんに送られたようなメールには絶対に反応しない。

 皆さん、スマホの盗難・紛失に気をつけるのはもちろんですが、そうなった場合の準備も怠りなく!

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