中日ドラ1左腕・金丸またもプロ初勝利ならず…「3試合でわずか2点」無援護地獄で募る不安

 また見殺しだ。

 27日のヤクルト戦に先発した中日のドラフト1位左腕・金丸夢斗(22=関大)が6回を3安打1失点に封じる好投を見せながら、例によって打線が七回までゼロ行進。3試合目の登板で防御率を1.50まで良化させたルーキーがいまだにプロ初勝利を手にできないのだから、SNS上の中日ファンでなくとも“なんとかせえよ!”と文句のひとつも言いたくなる。

 デビュー戦となった5日のDeNA戦で6回5安打2失点にまとめるも黒星スタート。16日の巨人戦でも6回3安打1失点と強力打線相手に堂々の投球を披露しながら白星はつかなかった。

 3試合に登板して、降板するまでに得た援護点はたったの2点。酷な“孤軍奮闘”が続いている。

 評論家の橋本清氏がこう言う。

「昨秋ドラフトで4球団が競合し、『10年にひとりの逸材』といわれた前評判は決して大げさではありません。力みのないフォームから投げる直球は140キロ台後半でも打者を振り遅れさせるだけの伸びがあり、スライダーにカーブ、スプリットなどの変化球もキレがあって制球力もいい。プロ初勝利は近いでしょうが、とはいえです。中日はチーム打率、総得点ともに12球団ワースト。援護が期待できず、失点は許されないという意識でマウンドに上がれば、イヤでも力んでしまう。コーナーの四隅を突かなければと思えば、ボールが先行する悪循環に陥る。心身の疲労も増すし、力みから投球フォームを崩すこともあります。それが心配ですね」

 接戦を落とした中日は今季ワーストの借金6。金丸は「打たれているボールは浮いてしまった変化球。修正します」と反省したが、もちろんルーキーは責められない。

  ◇  ◇  ◇

 中日といえば、かつて高卒ルーキーで初登板ノーヒットノーランという偉業を成し遂げた近藤真市氏を覚えているファンは少なくないはずだ。引退後はスカウトとして石川昂弥、岡林勇希、高橋宏斗らを担当。そんな近藤氏は球団を離れたいま、何をしているのか。

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