「年間、そんなにないけど」周東佑京、長打を狙った今季1号 近藤健介復帰で本来の形に近づくソフトバンク打線 「簡単に打っているように僕には見えた」

 ◆ソフトバンク2―5日本ハム(27日、みずほペイペイドーム)

 ソフトバンクの周東佑京内野手(29)が今季の1号ソロ本塁打を含むマルチ安打をマークした。近藤健介も復帰し、リードオフマンにかかる期待は大きい。

 3回2死から中前打。2点を追う5回は山川穂高の9号ソロで1点差に迫り、2死無走者で回ってきた。珍しく周東は長打を狙っていた。

 「2死だったので、得点圏で(川瀬)晃に回せば何とかなるかなと思った。長打を打てればいいなという打席でした。(長打を狙うことは)年間、そんなにないけど、1点差まで山川さんのホームランでいった。晃の(伊藤大海との)好相性もあって、ツーベース以上は打ちたいと思っていました」

 伊藤大海の初球カットボールを迷いなく振り抜いた。「完璧に捉えることができました。打った瞬間いったなと思いました。(今年)初めて」。打球は一直線で右翼テラス席に飛び込んだ。今季1号は値千金の同点ソロアーチとなった。

 周東なら単打で出塁し、盗塁でチャンスを拡大させることもできる。ただ、2死ということもあり、長打に狙いを定めた。「(得点圏まで)いったほうが(川瀬)晃も楽。こっち(走者)の動きを見ながらいろいろできる打者なので、1球も無駄にさせたくないなというのがあった」と次打者の川瀬を思っての長打狙いだった。

 復帰した近藤が3番に入り、出塁すれば得点の可能性はさらに広がる。「あれだけのバッターですし、今日も2本、簡単に打っているように僕には見えた。すごいなと思って。どれだけチャンスで回せるかというのも今後の一つの大きなテーマになる」。2025年型打線が本来の形に近づいている。(小畑大悟)

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