たとえトレンド最前線を追いかけるタイプでないとしても、デニムに関しては無性に気になる。それが永遠のベーシック、デニムの魅力です。日々何気なく手に取っているデニムだからこそ、“今”をぜひインプットしましょう! ここでは2024年春夏シーズンに登場したデニムから読み解くトレンドを紹介。 パンツ¥18,700(ニードバイヘリテージ/ゲストリスト)、ジャケットセット¥187,000(ジア スタジオ/ザ・ウォール ショールーム)、中に着たタンクトップ¥7,700(カルバン・クライン/カルバン・クライン カスタマーサービス)、ピアス¥35,200(バー ジュエリー/エルディスト)、バングル¥82,500(ミショー/アパルトモン 神戸店)、パンプス¥36,300(ピッピシック/ベイジュ) ルーズかつワイドなデニムが、ここに来て一気に勢力拡大中。大人のボーダーラインとしては、股上はミッドライズ。袴のような極端にワイドなタイプは避け、ストレートの延長線上に留まるくらいのゆるさがベターです。お相手には、透け感のあるセンシュアルな一着を♡ “北欧のパリ”との呼び声高いコペンハーゲンの新進ブランドから、上品かつタイムレスな表情の一本を。¥49,500(オペラスポーツ/アダム エ ロペ) ウォッシュ加工を施した絶妙な色落ちで、体形を選ばずバランスよくはきこなせそうなデザイン。¥53,900(ビー サイド/エスケーパーズオンライン) リサイクルされたジーンズや生地を扱うロンドン発のサステナブランドの新作。一点一点異なるリメイク品にハートが高鳴る♡ ¥72,600(イー エル ブイ デニム/アパルトモン 神戸店) 濃いめインディゴのソリッドなムードとは裏腹に、抜群のはきやすさ。老舗のウィメンズブランドらしい丁寧なジャパンデニムです。¥17,600(サムシング/エドウイン・カスタマーサービス) 記事最上部の衣装クレジット:ジャケット¥50,600、ビスチェ¥26,400、パンツ¥46,200(全てハイク/ボウルズ)、ピアス[片耳]¥44,000(リューク)、スニーカー¥9,350(ムーンスター/ムーンスター カスタマーセンター) パンツ¥24,200(カルバン・クライン/カルバン・クライン カスタマーサービス)、ブラウス¥31,900(アルディー ノアール/アルディー ノアール/スピック&スパン ルミネ有楽町店)、ネックレス¥159,500(ボロロ/エスケーパーズオンライン)、バングル¥37,400(アサミフジカワ/ショールーム セッション)、バッグ¥50,600(リタロウ/エディット フォー ルル)、ソックス¥1,210(靴下屋/タビオ)、パンプス¥12,100(ル タロン/ル タロン 有楽町マルイ店) 90s旋風の煽りを受け、今までになく薄色のブリーチデニムが気分です。ホワイトデニムよりも気恥ずかしさなく使いやすい上に、新鮮さも十分。選ぶべきは、とことん色落ちした(何なら白手前くらいでも!)浅いブルー。モノトーンや甘めのスタイリングにハマります。 ヴィンテージウェアにインスパイアされた人気ラインならではの、オーセンティックな一本。ストレッチ加減も心地よし。¥42,900(RH ヴィンテージ/ロンハーマン) ボーダーなどの王道カジュアルと合わせたくなる、キレイめなアイスブルー。¥33,000(リーバイス® メイド イン ジャパン/リーバイ・ストラウス ジャパン) ワークシーンにもハマりそうな上品さを備えた、タック入りのワイドシルエット。立体感のある色落ち具合も◎。¥30,800(プラージュ/プラージュ 代官山店) 腰まわりのフィット感はスッキリ、股下はあえて長めレングス。裾のフリンジデザインもあり、こなれ感満点。¥28,600(レッドカード トーキョー/ゲストリスト) オーバーオール¥17,600(リーバイス®/リーバイ・ストラウス ジャパン)、ジャケット※メンズ¥154,000、ローファー¥193,600(共にオールド イングランド/オールド イングランド銀座店)、中に着たキャミソール¥24,200(オーラリー)、ピアス¥25,300(ボーニー/エドストローム オフィス)、メガネ¥53,130(ミュウミュウ/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)、ソックス¥1,430(タビオ) 今季トレンドストリームに躍り出たのが、変化球的存在のオーバーオール。アイテム自体にインパクトがあるので、大人は“THE定番”を選んで堅実な印象にまとめるのが正解。そこで、ぜひデニムといえばの王道ブランドで調達したいもの。女性らしさやかっちり感のあるアイテムを合わせ、肌感やハズしをきかせて。 絶妙にルーズなサイズ感。身幅とヒップまわりがゆったりしているので、リラックスして着こなせる。ヘンプデニムを使用していて、とても軽い着心地。¥55,000(オブラダ/シンチ) インナーとのバランスで大いに楽しみたいオーバーオール。浅めのフェイドがユーズドライクなライトブルーは、黒やダークカラーと好相性。¥17,600(リー/エドウイン・カスタマーサービス) 90sの思い出をたどりたくなるようなラインナップが出揃った春。懐かしさに心躍りつつも、あくまでも今の気分でノスタルジーを取り入れる、という基本軸をお忘れなく。スタイリングは特にヘルシーな肌見せを意識すると、今っぽくアップデートできるはず。 スカート¥14,960(アダム エ ロペ)、ジャケット※メンズ¥198,000(オールド イングランド/オールド イングランド銀座店)、Tシャツ¥15,400(オーラリー)、バングル¥14,300(アニーク/アパルトモン 神戸店)、リング[右手]¥38,500、[左手]¥33,000(共にアサミフジカワ/ショールーム セッション)、タイツ¥5,500(ウォルフォード/サザビーリーグ) ショートパンツ¥35,200(ハイク/ボウルズ) レイドバックな雰囲気のハイウエストが魅力。寒さの残る晩冬や春先に、まずは50〜60デニールくらいのやや透け感あるタイツとセットで取り入れてみては。 パンツ※3月中旬発売予定¥31,900(ヤヌーク/カイタックインターナショナル) 90sのストリートシーンを象徴する、丸みをおびたバギーシルエットのバルーンデニムが浮上。潔くベーシックなアイテムを合わせると大人にキマる。 ジャケット※別注¥35,200(レッド カード トーキョー/アパルトモン 神戸店)、スエット¥26,400(ヨー ビオトープ)、スカート¥30,800(グラフペーパー/グラフペーパー 東京)、サングラス¥15,400(ステータス アングザエティー/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)、ネックレス¥38,500(リューク)、ジャケットにつけたバッジ¥28,600(ハルポ/ロンハーマン) ジャケット¥89,100、缶バッジ[5個セット]¥4,180(共にマディソンブルー) 数年かけて復権を果たしている缶バッジ。まずはデニムジャケットにプラスして、自分仕様にカスタムを。ハイカジュアルなブランド発というクラス感も頼もしい。 ジャケット¥45,100(カオス)、ブローチ[右]¥10,450、[左]¥8,250、[中央]¥22,000(全てチンカ/全てカオス丸の内) ボクシーでコンパクトな印象でありつつも、着やすいフィット感。 ブラウス¥24,200(ボニーウーブン/クローバーズ) カジュアルなものが多いデニムですが、今季はこんなレディなアイテムもお目見え。デニムonデニムにしてもよし、スエット合わせもよし、なかなか優秀なのです。 スカート¥70,400(リトコフスカ/ビオトープ)、ニット¥55,000(オーラリー)、ピアス¥42,900(アサミフジカワ/ショールーム セッション)、バッグ¥27,500(シータネヴァ/アダム エ ロペ)、ミュール¥35,200(ピッピシック/ベイジュ) スカート¥20,900(ローラス/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) ボタンのIライン効果で着やせもアシストする一枚は、ヘルシーさが魅力の人気ブランドから。 オフランウェイでもビスチェ支持率高め! 左から:ビスチェ¥99,000(イー エル ブイ デニム/アパルトモン 神戸店)、ビスチェ¥26,400(ホリデイ) 手持ちのトップスに+αするだけで見え方が様変わりするビスチェは、この春のキーピース。ブラ仕様のものからチューブトップまでバリエも豊富。一着は手に入れたい。 パンツ¥25,300(レッドカード トーキョー/ゲストリスト) メイドインジャパンならではの繊細なクオリティが際立つ、まるで本物のヴィンテージのような加工感に惹かれる人が後を絶たないレッドカード。こちらは編集長Wが一目惚れしたワイドストレート。 左から:パンツ¥34,100(イロット/ザ・ウォール ショールーム)、別注パンツ¥16,500(ヘルシーデニム/スローブ イエナ 自由が丘店) パキッとし過ぎない淡いトーンのカラーデニム。チノパンよりも格段に取り入れやすいベージュや、色合わせがキマりやすいソフトピンクをスタイリスト樋口さんはリコメンド。 photograph:MICHIYO YANAGIHARA[hannah](model), MAYA KAJITA[e7](still) styling:KAORI HIGUCHI[kind] hair & make-up:KYOHEI SASAMOTO[ilumini] model:MIKIKO YANO【LOOSE & WIDE JEANS】
太く、長く! ユルっとズルっとなラインが大人の余裕と貫録を演出【BLEACH COLOR JEANS】
こなれ感と軽やかさが手に入る思いきったブリーチカラーに注目【LOOSE OVERALLS】
ミューズ世代のオーバーオールはリラックスシルエットがマスト!【DENIM TRENDS TO TRY】
トレンドの主流はネオ90s 。ヌケ感重視のスタイリングで着こなすべし■TREND 1
ミニスカートもショートパンツもショート丈ボトムが熱い!■TREND 2
程よい丸み&ズルっとロングのバルーンデニム■TREND 3
デニムジャケットにバッジがIN!■TREND 4
レディなブラウスもデニムでお目見え!■TREND 5
マキシ丈のロングスカートは今季マスト■TREND 6
バリエ豊富なビスチェMUSE'S CHOICE
編集長Wの溺愛♥デニムHIGUCHI'S CHOICE
可愛すぎる♡ 淡春カラー
otona MUSE 2024年4月号より
主流は太め、90年代テイストもキテます。見逃したくない2024年春夏の【デニムトレンド】総まとめ
オトナミューズウェブ 2024年07月01日 16時00分