「５年122億円の価値あり！」吉田正尚のア・リーグ新人王オッズが急上昇！圧倒的な人気に米注目「彼ほど貢献した選手はいない」

　ボストン・レッドソックスで主軸を担う日本人ルーキーの評価がうなぎ上りだ。

　現地５月19日、米メディア『The Game Day MLB』の公式ツイッターは、米ブックメーカー『Caesars Sportsbook』が公開したア・リーグの新人王オッズを引用。今季からレッドソックスの一員としてプレーし、ここまでハイパフォーマンスを披露してきた吉田正尚が、+140で圧倒的な一番人気となっている。

　同リストの２番人気は、+800のアンソニー・ボルピー（ニューヨーク・ヤンキース）とブライス・ミラー（シアトル・マリナーズ）。以降は、ジョシュ・ハン（テキサス・レンジャーズ）が+900で４番人気、ハンター・ブラウン（ヒューストン・アストロズ）が+1000で５番人気となっており、いかに吉田の数字が突出しているかが分かる。

　こうした最新オッズを踏まえ、米スポーツ専門サイト『The Cold Wire』は「ボストン・レッドソックスのマサタカ・ヨシダほど、チームに貢献した選手はいない！」と断言。「今季は新しい環境で足元を固めるため、ややスローなスタートを切っていたが、いったんそれが固まると才能を遺憾なく発揮した」と高く評価している。
 　現地19日時点での吉田の打撃成績は打率.299、６本塁打、28打点。昨年オフに５年総額9000万ドル（約122億円）の大型契約を結び、米球界に飛び込んできた日本のヒットメーカーに対して、同サイトは「ヨシダは数週間ほどの調整を必要としたものの、レッドソックスが行なった投資に見合うだけの価値を持っているようだ」と評する。

　メジャー１年目から確かな存在感を示している吉田。なおこの日は、敵地サンディエゴ・パドレス戦に「５番・DH」で先発出場し、４打数１安打をマーク。チームは６対１の快勝を収め、３連勝を飾っている。

構成●THE DIGEST編集部

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