ベイルが去ったウェールズはEUROの舞台に届かず…… “枠内シュート0”の相手に敗北で1つの時代に終わりが

盟友ラムジーも代表を退く可能性

昨年にFWガレス・ベイルが現役を退き、ウェールズ代表は新チームでEURO2024予選を戦ってきた。しかし結果は、惜しくもプレイオフ敗退だ。26日に行われたポーランド代表とのプレイオフ・決勝を落としてしまい、ウェールズはEURO出場権を逃した。

ポーランド戦はホームのカーディフ・シティでのゲームだっただけに、ウェールズのショックは大きいだろう。長身FWキーファー・ムーアを中心に積極的な姿勢は見せたが、最後までポーランドのネットを揺らせないままPK戦へ突入。最後はFWダニエル・ジェイムズが失敗し、ウェールズは涙を呑んだ。

この敗北をベンチから見守っていたのは、長らくベイルと一緒に代表を引っ張ってきた33歳のMFアーロン・ラムジーだ。アーセナルなどで活躍してきたラムジーもウェールズの躍進に大きく貢献してきた実力者で、ポーランド戦ではベンチに入っていた。

しかし、最後までラムジーには出番が回ってこなかった。英『Wales Online』によると、ラムジーは代表引退も検討しているという。33歳とすでにピークを過ぎた印象があり、次のワールドカップを目指すのは厳しいかもしれない。

ポーランド戦は120分を通して相手の枠内シュートが0だっただけに、ウェールズがチャンスを活かせなかったのは痛かった。ベイルが抜けたことで決定力が著しく低下したとも言えるが、ウェールズは2026年のワールドカップで出場権を掴めるのか。

関連記事

theWORLDの他の記事も見る

スポーツの主要なニュース

スポーツのニュース一覧へ

スポーツのニュースランキング

ランキングの続きを見る
ニューストップへ