島根原子力発電所2号機の再稼働 24年12月に延期 安全対策工事長期化のため(島根・松江市)

中国電力は、島根原子力発電所2号機について、2024年8月としていた再稼働の時期を2024年12月に変更することを明らかにした。30日に使用前確認申請書の変更を原子力規制委員会に提出した。

島根原発2号機は、2021年に原子力規制委員会の審査に合格し、中国電力は2024年8月の再稼働を目指していたが、再稼働に必要な安全対策工事が長期化する見通しとなり、工事の完了時期を2024年5月から10月に変更、これにともなって再稼働の時期も12月に先送りすることを決めた。営業運転再開も24年9月から25年1月にずれ込むことになる。
中国電力は、安全確保を第一に安全対策工事を進めるとともに、原子力規制委員会が行う使用前確認にも適切に対応していくことで、地域の皆さまに安心してもらえる発電所をめざすとしている。

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