山形県米沢市の春を告げる風物詩として親しまれている「米沢上杉まつり」がきょう開幕し、初日から大勢の人でにぎわいました。
「米沢上杉まつり」は、名将・上杉謙信をまつる上杉神社の例大祭に合わせて開かれているもので、初日のきょうは、オープニングセレモニーや、ステージイベントが行われました。
また、きょうは、米沢織普及のために作られた「米沢新調」という地域伝統の踊りと「花笠音頭」を交互に披露する「民踊流し」も行われました。
今年は、20団体、およそ700人が参加し、市内中心部を練り歩きました。
沿道では、家族連れが大きな声をかけるなど、にぎわいをみせていました。
高校生「こういうお祭りが本格的にまた再開されて活気が戻ってきていいなと思いました」
お父さん「暑くて、昨日も暑かったのできょうはみんなで半袖で来ました。」
子ども「楽しい。」
お父さん「すごくにぎわって、子どもたちも楽しそうにしていてうれしいです。暑くて、熱中症にならないように気をつけたい」
観光客は「祭りは楽しいです!」「踊りなどすごくすばらしいですね」
米沢上杉まつりは、来月2日には、上杉が戦の前に行っていたといわれる「武締式」や、最終日の3日には、上杉軍と武田軍の戦いを再現した「川中島合戦」が行われます。