【47年の歴史】老朽化で改修始まった「静岡市民文化会館」利用者延べ2700万人以上…あなたの“思い出”は?

オープンから46年が経ち、4月から老朽化に伴う改修工事が始まった「静岡市民文化会館」。

これまで、文化芸術活動の拠点として、演劇やコンサートはもちろん、オーケストラピッチを備え、歌舞伎の公演にも対応した、静岡県内を代表する施設として、延べ2700万人以上もの人が利用してきました。

みなさんも1度は訪れたことがあるのでは?そして、その記憶の中にはどのような思い出が残っているのでしょうか。

(街の人)

「郷ひろみよく行きました」

(街の人)

「音を漏れているのを聞いたりして」

「エブリーライフ」は50年近い歴史がある「静岡市民文化会館」、その歴史を、みなさんの思い出とともに振り返ります。

駿府城公園の北側にある「静岡市民文化会館」。

静岡市の市制施行90周年記念事業の一環として、1978年の文化の日、11月3日に開館しました。

約2000人が入れる大ホールと、廻り舞台や本花道など、本格的な舞台装置を備えた中ホールをがあり、コンサートや演劇から、式典・講演会まで幅広い用途で、たくさんの人に利用されてきました。

これまでの47年間に様々な公演が行われてきましたが、中でも、公演回数が多いものは何だと思いますか?

トップ5を見てみると…1位は「劇団四季」ですが…、2位から5位はミュージシャンのコンサートです。スタジオのみなさん、どんなアーティストが入ると思いますか?

正解は…5位は「松山千春」さん。4位は「さだまさし」さん。3位は「郷ひろみ」さん。2位は「THE ALFEE」さんでした。

日本を代表するアーティストが、静岡で何度も公演を行っていたのはうれしいですね。

施設の管理を行ってきた「静岡市文化振興財団」の星野さんは、就職した24年前のことを振り返ります。

(静岡市文化振興財団 星野 倫弘さん)

「平成13年に入職して最初に配属になったのが文化会館だったので、まさに、この文化振興財団としてのキャリアは、ここからスタートしています」

当時、まだ、右も左も分からない中で担当したいうのが…。

(静岡市文化振興財団 星野 倫弘さん)

「松竹大歌舞伎をこのメインの事業としてやってきて、入ってすぐそれを任されたので、誇らしい気分があった」「一番最初に来たのが、市川團十郎さんと当時はまだ市川新之助さんという名前だった今の團十郎さんの親子の公演だったので」「ちょっと興奮したのを覚えています」

一方で、街ゆく人たちは「静岡市民文化会館」にどのような思い出があるのでしょうか。

この女性は…

(会社員・20代)

「FANTASTICSとLIL LEAGUEのライブに2年前と今年行きました」

N)EXILEを中心とするLDHに所属するダンス&ボーカルグループFANTASTICSとLIL LEAGE。

特にLIL LEAGEのコンサートは思い出に残っているそうで…

(会社員・20代)

「一番星」は私はボーカルが好きなので、2人で歌ってくれる曲だからすきです」

さらに、終演後に記念撮影ができるという特典にも見事当選。

(会社員・20代)

「あまり静岡の文化会館に来ないのですごく近くてよかったです」

地元・静岡で忘れられない大切な思い出ができたそうです。続いて、この男性からも懐かしい思い出が…。

(会社員・50代)

「コンサートのチケット確認とか機材搬出のアルバイトをしたことがあって、ミュージシャンの機材を運んだりとか、厳しい世界なんだなとかっていうのを体験したことがありますね」

アルバイトは大変だったそうですがこの仕事ならではの特典もあったそうで…。

(会社員・50代)

「その時は、たしかCHAGE and ASKAとか有名な方ので関われただけで楽しいっていうのもあったんですけど、扉を開けたり閉めたりした瞬間に見たりとか、漏れている音を聞いたりとかして関わっているだけで楽しいっていうのはありましたね」

ちなみに、開館した1978年度から88年度までの公演数ランキングがこれ。10位にはCHAGE and ASKAさんもランクイン他にも、浜田省吾さんや長渕剛さんなど当時、絶大な人気を誇っていたアーティストの名前が。その中の1人、松任谷由実さんの思い出を話してくれたのは、この女性。

(会社員・60代)

「高校3年生の時に初めて静岡市民文化会館でユーミンを見てそれからずっと50年ファンを続けています。若いころは公衆電話から電話してチケットを取って」

静岡市民文化会館で初めて見た松任谷由実さんのライブ。4年前には、約40年ぶりに静岡市民文化会館でユーミンのライブが開かれ、特に思い出に残っているそうです。

(会社員・60代)

「彼女も、そのことを語っていて、感慨深く当時のことを思い出して、ユーミンも私たちも泣いていました」

さらに、別のアーティストの思い出もあるそうで…。

(会社員・60代)

「郷ひろみ行きました。ひろみ郷はよかったですよ。警備員さんに止められるほど、みんなワーワー前に押し寄せて。おばさまたちが。楽しかったです」

46年間の公演回数でも3位に輝く郷ひろみさんですが、89年度から98年度までの公演ランキングで7位にランクイン。99年度からのランキングではSOPHIAやT.M.Revolutionなどと肩を並べ8位にランキング。その後、、2009年度から2018年度には、人気アイドルのモーニング娘を抑え3位に上昇し、直近の2019年度から2024年度でもディズニー・オン・クラシックに並び3位をキープするなど、静岡で長い期間にわたり人気なのがわかります。

さきほどの女性には、少し甘酸っぱい思い出の曲があるそうで…。

(会社員・60代)

「哀愁のカサブランカ。上手な子がいて友達に。ちょっとその子のことが好きなときがあって、郷ひろみの曲と、その子のことを思い出します」

多くの人たちの記憶の中に生きる「静岡市民文化会館」。現在、行われている改修工事により、新たな思い出作りの場になることが期待されます。

(静岡市文化振興財団 星野 倫弘さん)

「見た人の思い出にもなるし、舞台に上がった人たちの思い出にもなるような施設に、きっとなると思うので、すごく楽しみにしています」

今回の改修では、地震被害を防ぐための工事や、座席やトイレの更新などが行われ、2028年4月から全面的に使用ができるようになる予定です。

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