普段からマスクが手放せなくなった昨今。しかし、一日中マスクをつけていて肌が荒れた経験をお持ちの方も少なくないでしょう。肌が荒れるからといってマスクをつけないわけにはいかないこの時代、どうやって対処していけば良いのでしょうか。

●マスクで肌が荒れる理由

 マスクで肌が荒れるのには「蒸れ」「乾燥」「摩擦」の3つの理由があります。まずは、これらがどう肌荒れを引き起こすのかを紹介していきましょう。

 まず「蒸れ」ですが、マスクをつけたまま呼吸をしていると、吐く息でマスクの中は蒸れた状態になってしまいますよね。高温多湿の環境は雑菌が繁殖しやすく、肌トラブルを引き起こしやすくなっているのです。また、汗をかきやすく皮脂も増えてしまうことも、ニキビや吹き出物ができやすくなる原因になっています。

 次に「乾燥」です。高温多湿なら肌は潤っているのでは?と思いがちですが、マスクを外すと内側の湿気は一気に蒸散します。それと同時に肌内部の水分も奪われてしまい、肌の乾燥を招いてしまうのです。一日のうちに何度もつけたり外したりを繰り返すと、それだけ肌はダメージを受けることになってしまいます。

 こうして蒸れと乾燥でダメージを受けた肌に追い打ちをかけるのが「摩擦」です。肌は摩擦に弱く、マスクをつけたり外したりするだけでなく、会話したり口を動かすだけでも肌にダメージを与えてしまいます。肌とマスクが擦れやすいフェイスラインは特に荒れやすいポイントといわれています。

こうした複合的な原因が重なり、マスクは肌荒れを引き起こしてしまうのです。

●肌荒れを防ぐためには?

 マスクをしている限り肌荒れは切っても切れないものですが、普段から対策をすることでダメージを最小限に抑えることができます。ここでは3つのポイントを紹介しますので、ぜひ日頃の生活に取り入れてみてください。

 1つめは「汗をこまめに拭いて清潔に保つ」こと。前述の通り、肌荒れはマスクの中の蒸れが大きな原因のひとつになっています。そのため、マスクの中が蒸れないように、汗をかいたらこまめにふきとるようにしましょう。ただし、ごしごしとではなく抑えるようにそっと汗を拭うのがポイントです。あまりにも汗をかいたときにはマスクを交換するのも大切。肌に触れる部分を清潔に保つことで、肌荒れを抑えることができます。

 2つめは「しっかりと保湿をする」こと。マスクをしていると肌はどうしてもダメージを受けてしまうので、外から帰ったら清潔に洗って、きちんとスキンケアをしてあげることが大切です。しっかりと保湿をすれば肌のバリア機能も回復できるので肌荒れしにくい肌を作ることができます。

 3つめは「自分に合ったマスクを選ぶ」こと。マスクのサイズを自分の顔に合ったものに変えるだけでも余計な摩擦を減らすことができるので、肌荒れを抑える効果が期待できます。また、肌が敏感な人は綿やガーゼといった天然素材のものを選ぶと良いでしょう。ただ、ウイルス対策に効果のある不織布を選びたい場合には、内側に同じサイズのガーゼやコットンを挟むのもオススメです。肌へのダメージを抑えることもできるので、ぜひ試してみてください。

 年中マスクをつけているとさまざまな肌トラブルに直面しますが、ほんの少し意識を変えるだけでも肌荒れを抑えることができます。これからの新しい常識として、ぜひ生活に取り入れてみてください。

<参考サイト>
マスク荒れ・かぶれでトラブル急増!?│キュレア
https://www.kobayashi.co.jp/brand/cure/mask/
マスクで肌あれ・ニキビが急増中!? 原因や予防・対策法をチェック│医肌研究所
https://medical.shiseido.co.jp/ihada-lab/article/ih53.html
乾燥やニキビはマスクが原因!?「マスク肌荒れ」に負けないスキンケアのコツ│d プログラム
https://www.shiseido.co.jp/sw/c/dp/special/89.html