秘密の関係である不倫カップル。相手に配偶者がいると知っていても本気で好きになってしまい、この人と結婚したいと思うこともあるでしょう。不倫相手が今の配偶者と離婚して再婚すれば、法律的にも結婚することはできます。しかし、そこには大きなリスクが伴っていることは忘れてはいけません。

●不倫相手との結婚を選ぶリスクとは

・お金の問題

 離婚と切り離せないのがお金の問題です。まず、離婚するにあたっては慰謝料を請求されることがあります。不倫がきっかけとなった離婚の場合には100〜300万円程度が相場とされているので、離婚するだけでもそれなりのお金がかかってしまうのです。

 さらに、相手に子どもがいて親権が相手にある場合には、月数万円程度の養育費が請求されることも。養育費は原則として子どもが18歳になるまで続くため、新しい結婚生活にも大きな影響を及ぼすことは容易に想像できるでしょう。

・人間関係や仕事への影響

 不倫カップルに対する社会の目は冷ややかなものです。配偶者がいながら他の異性と交際することも、相手が結婚していることを知りながら交際をすることも、軽蔑の目を向けられることがほとんどでしょう。その関係から結婚に発展しても素直に喜んでもらうのは難しく、友人が離れていったり、親や親戚から関係を断たれることもあるといいます。

 また、職場に不倫がバレた場合には好奇の目で見られて職場にいづらくなる、ということも珍しくありません。不倫したから退職させることはできませんが、職場で「不倫から結婚した人」というレッテルが貼られてしまって仕事がやりづらくなってしまい、退職に追い込まれることは珍しくありません。

・終わりのない不安

 晴れて不倫相手と結婚できたとしても、幸せな気持ちで居続けることは難しいでしょう。相手の家庭を壊してしまった罪悪感や、毎月の養育費支払いに回す生活費の工面などに苛まれてしまうかもしれません。さらに、周囲からの白い目にも耐え続けることがストレスにつながるかもしれません。そして、相手は不倫経験者だということを知っているからこそ、また不倫を繰り返すのではないかと不安に感じてしまうかもしれません。特に刺激を求めて不倫していたタイプだった場合には日々その不安に苛まれることが想像できます。

●不倫相手と結婚したいと思ったら考えてほしいこと

 上記のように、不倫相手との結婚は多くの苦労が伴うため、幸せが約束されたものではありません。もちろん全てのカップルが不幸になるというわけではありませんが、あまりにもリスクが大きすぎることをお分かりいただけたと思います。

 不倫相手との結婚を考えてしまう人は、まずは上記のような困難に耐えられるか、失う代償が多いことを覚悟できるか、そこまでして相手と一緒になりたいのかをきちんと考えてみてください。そして、自分だけでなく、相手も一緒に困難を乗り越えてくれるかも重要なポイント。もしも態度を濁したり、そういった話題を避けるような相手であれば、そんな人に自分の未来を委ねるのは危険です。

 不倫相手との結婚を考えてしまう人も、不倫をやめられない人も、ぜひ一度、相手との将来を考えてみてください。幸せになれないと思ったら、それが不倫をやめるきっかけにつながるはずです。