お金がなかなか貯まらない人も、近ごろ貯蓄ペースが落ちぎみの人も、手始めに財布の片づけをしてみよう!毎日使う財布を整理して使いやすくすれば、お金に対する意識も変わり、きっと貯め体質になれますよ!

<教えてくれた人>
市居愛さん
家計整理アドバイザー。夫婦ともに無職でお金がないピンチを脱した体験から、お金の通り道を整えて貯める方法論を考案。主婦を中心に4000人以上をサポート。著書に『お金を整える』(サンマーク出版)など。2児の母。

財布を片づけるだけでお金づかいに自信が生まれ、「見通す力」も手に入る!

「財布がごちゃごちゃだと残金がわかりにくく、『まだお金がある』と勘違いしてつい浪費しがち。また汚い財布を見るたびに『私はお金の管理が下手』と苦手意識もふくらみます」と市居さん。でもそれが15分、財布を整理するだけで変わるそう!「入れる物を厳選すると財布が目に見えてきれいになり、『貯め上手へ一歩前進!』と自信が芽生えます。残金もわかりやすく、カード類も数が絞られて計画的にお金を使えるように。貯まらないと悩むより、まずは財布の片づけにトライして!」。

貯まらない財布の特徴6

□財布自体がなんか汚い
財布はお金を保管する物。なのに手入れもせず、ずさんに扱ってボロボロなのは、お金を大切にする心を忘れているサイン。

□小銭が多くてずっしり重い
無計画に出費する人は、パッと出せる"お札"で支払う傾向あり。結果、小銭入れにはお札がくずれた小銭がジャラジャラ〜。

□厚みが4cm以上でやたら重い
お守り札やおみくじ、大事な手紙などを持ち歩きたくて、つい入れちゃう。お金と関係ない物が場所を取ってメタボ財布に!

□中に入っている紙類がくっしゃくしゃ
レシートの束、期限切れのクーポン、取りあえずもらった割引券などが入れっ放しでくしゃくしゃに。お金も埋もれがち……。

□カード類が多くてポケットがパンパン
クレジットカードやポイントカードが10枚以上。なかには使ってない物も。「便利だから」と会員証や診察券も入れっ放し。

□いくら入っているかすぐ答えられない
財布がレシートやらお守りやら、現金以外の物で大混乱!いくらあるのかパッとわかりづらく、気づいたらお金がないことも。

貯まる財布になる3ステップ【15分で完了】

財布に入れる物を減らし、必要な物だけを見やすくしまうと、乱れがちだったお金の使い方が整ってきて貯まりますよ!

1 まずは現状を把握!中身を全部出す

テーブルの上に財布の中身を全部広げて、下の5つにグループ分け。何がどれだけあるかを確認しましょう。買い物するたびに増えるレシート、あることさえ忘れていたポイントカードやクーポンなど、現金以外の物、入れっ放しの物の多さにびっくりするかも!ムダな物が多いほどお金の使いみちに無頓着で、浪費している可能性大。

・クレジットカード、キャッシュカード、銀行カード
・現金
・レシート
・ポイントカード、クーポン
・その他(身分証明書など)

2 使う物をしっかり「見える化」!財布に戻す物を絞る

すぐたまるレシートは財布がごちゃつく主な原因。その日のうちに捨てるか別の場所で保管しましょう。クレジットカードはよく利用する1枚に、ポイントカードは1年以内にポイントをお金か商品に換えた物のなかから使用頻度の高い3枚に絞って。カードを選び抜くと買い物する店も絞られてお金の流れがシンプルになり、管理しやすくなります。

最低、必要なカードはコレだけ

●クレジットカード 1枚
●ポイントカード 3枚
●証明書類 運転免許証など1枚

キャッシュカードは自宅で保管し、お金は月1回決まった日に引き出して使いすぎを防止。会員証や診察券も使うときだけ持参するようにして。あるとついムダ買いしがちな割引券も入れないほうが無難です。

3 お金づかいをスムーズに!お金とカードの指定席を決める

部屋と同じく財布も物の指定席を決め、同じ場所へ戻すことを習慣に。整った状態を保てて使えるお金も一目瞭然!お札は気軽に使いにくい1万円札が最初に目に入るように、額が大きい順にしまうと出費を抑える効果あり。そして小さくたたんだ1万円札をキャッシュカード代わりに入れておいて。予算オーバー1万円に手をつけたら使いすぎのサイン。

会計時は小銭から出して、お札をくずす頻度を減らそう

お金を払うときは小銭から出してなるべくお札をくずさないよう心がけて。手もとにお札を残そうとすることでお金が減ることに意識的になれます。

POINT

●使用頻度の高いカードは取り出しやすいポケットに
●「 使わない1万円札」をカード入れの見えやすい所に
●お札は手前から1万円札、5000円札、1000円札の順に

参照:『サンキュ!』2020年11月号「片づければ貯まるは本当でした」より。掲載している情報は2020年9月現在のものです。構成/竹下美穂子 取材・文/神坐陽子 編集/サンキュ!編集部