青森県南部町でこの時期人気のサクランボ狩りですが、天候不順の影響で開催期間が7日までに短縮されることになりました。

たわわに実る真っ赤なサクランボ。南部町の「工藤繁男農園」では、3日も八戸市から来た家族連れがサクランボ狩りを楽しんでいました。

【八戸から訪れた人】
(Q.召し上がってみていかがですか)「とってもおいしいです、本当においしい」
「来て良かった。本当にそう思っています」

「今年不作と聞いていたから、こんなに(サクランボが)なっているとも思わずに、でも少しでも食べられれば良いかなと思って来ました。とても甘くてびっくりしました」

「南部町名川観光さくらんぼ園振興会」によりますと、2024年は6月上旬の低温や多湿の影響で、実割れの深刻な被害が報告されたほか、6月中旬以降の高温で、生育や熟す時期が異常に早まりました。

そのため、7月15日までの予定だった「南部町さくらんぼ狩り」を7日までに短縮するということです。

【南部町名川観光さくらんぼ園振興会 工藤司会長】
「実割れしたのが一番の要因で、その実割れした実が、要はますます傷んでしまった」
「(お客さんを)受け入れられる農家(園地)が少ないということで仕方がない」
「非常に残念なことなのですけれども、まず今年はやれる農園で何とかお客さんに対応する」

ただ、7日以降もサクランボ狩りが可能な園もある見込みで、詳しくは「ながわ農業観光案内所」に問い合わせてほしいということです。