京都府亀岡市にある「がんこ亀岡楽々荘」で飲食した53人が食中毒の症状を訴えうち14人からノロウイルスが検出されました。
 京都府によりますと、12日に亀岡市にある「がんこ亀岡楽々荘」で、刺身や菜の花のおひたしなどを食べた23〜74歳の男女53人がおう吐や下痢など食中毒の症状を訴えたということです。
 全員、症状は軽く快方に向かっているということです。

 検査の結果、14人からノロウイルスが検出されたため南丹保健所は集団食中毒と断定し、「がんこ亀岡楽々荘」を17日と18日の2日間営業停止処分としました。

 また、店の全従業員を検査したころ、調理担当者2人からノロウイルスが検出されました。
 12日の出勤時の健康チェックでは症状は出ていなかったということです。

 「がんこ亀岡楽々荘」は保健所から連絡を受けた15日午後5時から営業を自粛し、全館消毒を実施しました。

 運営するがんこフードサービスは「厳粛に受け止め深く反省するともにより一層の衛生管理の強化・徹底を図る」としています。