滋賀県草津市のイタリア料理店で食事をした女子大学生40人が下痢や腹痛などの症状を訴え、県は食中毒と断定しました。

 県によりますと、14日夜に草津市のイタリア料理店「薪窯ピッツァとワイン酒場NADESHICO」で、草津市や京都市などの女子大学生のグループ63人が食事をしたところ、18〜22歳の40人が下痢や腹痛などの症状を訴えました。

 入院した人はおらず、全員が快方に向かっています。

 グループは店でブリのカルパッチョやシーザーサラダ、牛すじカレーなどを食べていました。

 複数の人の便から食中毒の原因菌となるウェルシュ菌が検出されたことなどから、草津保健所は食中毒と断定し、店を19、20日の2日間の営業停止処分としました。

 店は17日から営業を自粛しています。