京都市東山区の産寧坂で桜の木が倒れる事故があり、遠足を引率していた高校教師がけがをしました。

 午前11時45分ごろ、京都市東山区の清水寺近くにある産寧坂で通行人から「60代の男性が倒木の下敷きになって動けない」と消防に通報がありました。

 男性(62)は遠足を引率していた三重県の高校教師で、腰や足などの骨を折り全治数ヵ月の重傷を負いました。

 倒れた木は全長約9メートル幹まわりが1.7メートルほどの桜で飲食店の敷地にありました。

(現場近くの土産物店の店主)「幹見ても太いやろ。20〜30年じゃ太くならない、100年以上なっている。(Q.倒れる兆しは?)全くない、急やった。兆候があったら危ないでって言うやん」

(大野雄一郎アナリポート)「午後3時50分です。撤去した桜の木を作業員の方が手に持ちながら、トラックの方に積み込んでいきます。かなりの量になっています」

 京都市などが進めていた撤去作業は終了し、午後5時半ごろ通行止めが解除されました。