つくられてから100年以上経った人形に、ある仕掛けを発見しました。

 報道陣に公開されたのは、祇園祭の前祭・山鉾巡行で街を練り歩く鉾の一つ「鶏鉾」の、今年3月に修復を終えた稚児人形です。

 去年7月から専門機関での修復作業が行われ、その最中に、正座ができる構造になっていたことがわかりました。

 (鶏鉾保存会・坂本篤史代表理事)
「みんなが調べて色んな事がでてきているのに、まだこうやってちょこちょこ色んな事が出てくるので、やっぱりすごいお祭りやなって思いますよね」「粋な気持ちがあるかなっていう」

 座り姿の稚児人形は、7月13日に1日限りで鶏鉾保存会の町会所で公開されます。