富山市の田んぼの近くの大きな水たまりから特定外来生物の淡水魚「アリゲーターガー」が捕獲されました。

【映像】水たまりから捕獲された「アリゲーターガー」

 捕獲されたのは、ワニのような口が特徴の北米原産の淡水魚で特定外来生物の「アリゲーターガー」です。

 5月18日に富山市四方荒屋で「水たまりに大きな魚が泳いでいる」と目撃した人から通報があり、富山県の自然保護課と魚津水族館が21日、捕獲しました。体長は84cm、重さは2.9kgありました。

「何年か前から見かけていたということなので、冬も越して何とか生きてたんだろうなと思うんですけど、どっちにしても(冬は寒い)富山なのでかわいそうですよね」(魚津水族館・不破光大学芸員)

 水たまりの大きさは10mほどで、ほかにも外来種の水草やアミア・カルヴァという北米原産の観賞魚も捕獲されました。誰かが水たまりに放したうえ、エサをやっていた可能性もあるということです。(ANNニュース)