【MLB】ドジャース 2−7 レッズ(5月16日・日本時間17日/ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手が「2番DH」で先発出場したが、4試合ぶりにノーヒット。初回に今季11個目の盗塁を決めたがドジャースは前日に続いて連敗を喫した。

【映像】牽制直撃後に“驚速盗塁”を決める大谷翔平

 試合前に大谷のボブルヘッド人形が4万人に配布されたこともあり、ドジャースタジアムには今季メジャー最多となる5万3527人が詰めかけた。大谷の第1打席は1回裏1アウト走者なしの場面で四球。牽制球が足を直撃するアクシデントもあったが直後に華麗に盗塁を決めて見せ、今季の盗塁数を11とした。前日に記録が訂正されたため、ここまで盗塁失敗は0。依然として盗塁成功率100パーセントをキープしている。

 3回裏、2アウト走者なしの場面で回ってきた第2打席はキャッチャーへのファウルフライ。6回の第3打席は元日本ハムのマルティネス投手との対決となったが低めの変化球に手を出して空振り三振。9回裏の第4打席はチームが大量リードを許していたこともあってか代打を送られた。この日は2打数ノーヒット1盗塁で打率は.360。ナ・リーグ首位打者の座をキープしている。

 ドジャースはこの日、先発のグラスノー投手がピリッとせずに5回を投げて92球4失点でマウンド降りると、打線はブルペンデーとなったレッズ投手陣の前に沈黙した。

 一方のレッズは"怪物"デラクルーズ内野手が躍動。ツーベース1本を含む3安打3得点4盗塁。今季の盗塁数は早くも30となり、シーズン110盗塁ペースに乗せる大爆発で勝利に貢献した。

 この日は「一休み」となった大谷とドジャース打線だが、ナ・リーグ西地区の首位はしっかりとキープ。明日以降の試合で巻き返しを図りたい。