【明治安田J1リーグ】鹿島アントラーズ1−0ヴィッセル神戸(5月19日/県立カシマサッカースタジアム)

【映像】鈴木優磨が武藤嘉紀に詰め寄り一触即発の瞬間

 物議を醸すプレーだった。ヴィッセル神戸FW武藤嘉紀が鹿島アントラーズDF関川郁万の進行を妨げるようにブロックした場面で、前者の肘が後者の首当たりを直撃。すぐにイエローカードが出たが、判定に納得がいかない鹿島 鈴木優磨は「レッドカードだろ!」と猛抗議した。

 鹿島と神戸の一戦は互いに譲らない激戦となった。その中で試合の流れが変わりかねない物議を醸すプレーがあった。

 スコアレスで迎えた53分、神戸FW武藤嘉紀がボールをキープしようとした場面で、背後から迫って来た鹿島DF関川郁万に対して肘を出して進行を阻止した。これが原因となって武藤の左肘が関川の喉あたりを直撃すると、直後に右腕も顔面付近を捉えている。

 すぐに近くでみていた主審がイエローカードを出すと、真っ先に飛んできた鈴木優磨が猛抗議。肘打ちのジェスチャーを交えながら異議を唱えると、危険なプレーを犯した武藤にも近づいて一触即発の事態となった。

 この一連にファンからは「これは肘振ってるだろ」「レッドじゃね?」「さらっと悪いことするなー」「優磨もそりゃ怒るって」「かなり危ないぞ」と危険プレーを指摘する声が多くみられた。

 なお、解説を務めた福田正博氏は後から顔に入った右腕の印象の悪さを指摘していた。その後、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)も介入して該当のシーンをチェックしたところ判定は変わらずプレー再開に。10人とならずに済み、武藤とヴィッセル神戸からすると救われる展開となった。

(ABEMA/明治安田J1リーグ)