東出昌大とひろゆきが、非常事態宣言が発令されていたエクアドルを訪問。麻薬カルテルのリーダーが脱獄した刑務所を実際に目にする様子や、武装マフィアが生放送中のテレビスタジオに乱入した際の映像などが紹介された。

【映像】麻薬カルテルのリーダーが脱獄した刑務所

 5月19日(日)夜9時より、『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』がABEMAにて放送された。

 言論界で大暴れする日本一ロジカルな男・ひろゆき(西村博之)を、論理の通じない過酷な世界に、10万円だけ渡して放り込んだらどうなるのか?そんなテーマのもと、アフリカ・ナミビアの砂漠に置き去りにされたひろゆきが、アフリカ大陸を横断する旅に密着した『世界の果てに、ひろゆき置いてきた』。その第2弾となる本作では、前回ひろゆきの旅のパートナーを務めた東出昌大が、エクアドル・プラタ島に置き去りにされ、南米を横断する旅に出発。ひろゆきは2日目から合流した。なお、使って良い移動手段はローカル路線バス、ヒッチハイクなど基本的に陸路のみとなっている。

 エクアドル本土で迎えた、南米旅3日目の朝。東出と前日から合流したひろゆきは、ホテルの窓ガラスにいた巨大バッタに大興奮していた。無邪気に旅を楽しむ2人だったが、このときエクアドルには、非常事態宣言が発令中。これから向かおうとしているエクアドル最大の都市・グアヤキルで、麻薬カルテルのリーダーが脱獄する事件があったのだ。バスターミナルを目指し、バイクタクシーに乗った東出とひろゆきに、同行する豊川ディレクターは「ちょっと大事なお話をしないといけない」と切り出し、「数日前にグアヤキルでギャングのリーダーが脱獄して、一気に政情不安になり、緊急事態宣言が出てる。そういう状況だったんですが、昨日、検察のトップが殺された」と最新情報を伝えた。

 その後番組では、武装マフィアが生放送中のテレビスタジオに押し入り、占拠した際の映像を紹介。武装した男たちがテレビ局員に銃を突きつけ「警察は帰れ!さもないと全員死ぬぞ!」「爆弾で死にたいのか?」などと脅す、衝撃的な映像が映し出された。

 政情不安に見舞われる同国を旅することになった、東出とひろゆき。グアヤキル方面へ向かうバスの車内で、豊川ディレクターはグアヤキルの刑務所からギャングのリーダーが脱獄したことを改めて伝え、「いいんですか?」と再確認した。東出とひろゆきは、不安を抱えながらも「行くしかない」と考えていたようだが、豊川ディレクターは「グアヤキルまで4時間あるのでちょっと考えましょう」と慎重な姿勢を示した。

 そしてこの後、一行はバスの車窓から、脱獄事件が発生した刑務所を見ることに。東出は「ちょっと抜け出せそうですね」と無防備な外観に驚いた様子で、ひろゆきも「金網とか無いから登れそうですよね」と同調していた。