【AFP=時事】サッカーJリーグ1部の横浜F・マリノスを率いるハリー・キューウェル監督は、AFCチャンピオンズリーグ決勝の第2戦を控え、チームが優勝するには「苦しまざるを得ない」と述べた。

 横浜は11日に行われた決勝初戦でエルナン・クレスポ監督率いるアル・アイン(アラブ首長国連邦<UAE>)に2-1で勝利し、1点のリードを持って、満員が見込まれる敵地ハッザーア・ビン・ザーイド・スタジアムでの第2戦に乗り込む。

 イングランド・プレミアリーグのリバプールやリーズ・ユナイテッド(現2部)で活躍したキューウェル監督は、アウェーの横浜にとっては「すべてが不利になるだろう」としたものの、チームの初優勝に向け選手を後押しした。

 19日に1-1で引き分けたFC東京戦後にキューウェル監督は「私は挑戦を恐れたことは一度もないし、チームがこの挑戦を恐れないようにしていく」と述べた。

「簡単に取れる大会ではない。この大会で優勝するというのはタダではもらえない。自分たちが犠牲にするものは犠牲にして、ここまでやってきた」と話した指揮官は「このタイトルを手にしたいのであれば、苦しまざるを得ない」と続けた。

 今季リーグ戦13試合を終えて4勝と順位表の下半分に沈んでいる横浜。キューウェル監督は、決勝第2戦がチームのリーグ戦の調子に長い影を落としていると認めた。

「この試合はとてつもなく大きなものだから、考えていなかったとしたらうそになる」と話し、「選手としてこういった状況に陥ったことはある。それを振り払おうにも背景としてはある」と続けた。

 一方でクレスポ監督は、アル・アインがホームのファンの前で劣勢をはね返すことに「非常に自信を持っている」と述べている。

 第1戦後にクレスポ監督は「自分たちのファンとホームで一緒に戦うことが何を意味するかは知っている。相手のファンが叫び、応援していたからきょうは簡単ではなかった。2週間後は逆の状況になる。われわれはそれを利用する必要がある」とコメントしている。 【翻訳編集】AFPBB News