【AFP=時事】男子テニスのアンディ・マレー(英国)が、ウィンブルドン選手権への別れを前に、エマ・ラドゥカヌとの英国人同士のペアで混合ダブルスを戦うことが3日、明らかになった。

 背中の手術後に回復が間に合わず2日にシングルス1回戦を棄権したマレーは、この日ラドゥカヌとともにワイルドカード(主催者推薦)を獲得した。

 すでにマレーは兄ジェイミー(英国)との男子ダブルス出場が決まっており、4日にその初戦を控えている。

 混合ダブルスは5日に開始予定となっており、初戦はマルセロ・アレバロ(エルサルバドル)/張帥(中国)組との厳しい一戦になった。

 アレバロは先月の全仏オープンテニスで男子ダブルスを制して2度目の大会制覇を遂げており、張も四大大会(グランドスラム)で2度ダブルスチャンピオンになっている。

 マレーからの申し出を快諾したというラドゥカヌは今週、ウィンブルドンでマレーと組むことは「子供の頃からの夢」だったと語っていた。

 この日シングルスに出場した元全米オープンテニス覇者のラドゥカヌは、エリーゼ・メルテンス(ベルギー)を6-1、6-2で下し、3回戦進出を決めている。 【翻訳編集】AFPBB News