湯立神楽が「里帰り」 田辺市本宮で奥三河の花祭公演

湯立神楽が「里帰り」 田辺市本宮で奥三河の花祭公演

 熊野修験が成立に関わったとされる愛知県奥三河の神事芸能「花祭(はなまつり)」の熊野公演が8日、和歌山県田辺市本宮町であった。会場となった熊野本宮大社旧社地大斎原(おおゆのはら)では「テホヘ、テホヘ」という掛け声が響く中で舞が披露され、浴びると1年無病息災で過ごせるという、釜で沸かした湯が観客に振りまかれた。

 熊野本宮大社の創建2050年を記念し、地域住民でつくる「熊野でテホヘ実行委員会」が企画。愛知県東栄町の月花祭保存会が共催した。

 花祭は国指定重要無形民俗文化財。愛知県北設楽郡一帯で毎年行われている湯立神楽の一種で、鬼や人が舞い、釜で沸かした湯を神霊にささげて集う人々を清める。鎌倉時代に熊野修験によって伝えられたとされる。

 月花祭保存会のメンバーは26人で来町した。釜で湯を沸かし、青年や鬼が舞を披露。「おかめ」や「しおふき」などの仮面をかぶった人たちが現れ、観客の顔に、縁起が良いというみそなどを塗って回って会場を沸かせた。

 4人の青年が舞った後、わらを束ねて作った「ゆたぶさ」を釜の中の湯につけ、ところかまわず振りまくと観客から歓声が上がり、花祭は最高潮に達した。


スゴ得でもっと読む

スゴ得とは?

関連記事

AGARA 紀伊民報の他の記事もみる

関西の主要なニュース

和歌山 アクセスランキング

ランキングの続きを見る

地域 新着ニュース

新着ニュース一覧へ

総合 アクセスランキング

ランキングの続きを見る

東京 新着ニュース

東京の新着ニュースをもっと見る

東京 コラム・街ネタ

東京のコラム・街ネタをもっと見る

特集

特集一覧を見る

地域選択

記事検索