和歌山県は17日、新たに田辺保健所管内在住者を含む13人が新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表した。また、入院していた80代男性が亡くなった。県内の死亡者は11人となった。
　保健所管内別では和歌山市が６人、橋本が３人、湯浅が２人、田辺と海南が１人ずつだった。
　死亡した80代男性は、クラスター（感染者集団）となった和歌山市のサービス付き高齢者向け住宅の入所者。そこで２人目の死亡となった。
　田辺保健所管内で感染が確認された介護事業所職員の50代女性は、すでに感染が発表されている男性の同僚。調理補助の担当で、利用者とは接触していないという。