和歌山県は19日、県内で新たに29人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。入院者は328人、重症者数は44人で、いずれも過去最多を更新。直近1週間の人口10万人当たり感染者数も過去最多の26・8人で、政府の分科会が示す「ステージ4」(感染爆発段階)の基準25人を初めて上回った。また、入院中の和歌山市在住の90代女性の死亡が18日に確認された。
 保健所管内別の直近1週間の人口10万人当たり感染者数は、和歌山市が最多の36・5人、次に多いのが田辺保健所管内の26・3人で過去最多。病床は19日までに390床に増床し、病床使用率は84・1%となった。
 感染者の保管所管内別は和歌山市12人、御坊9人、田辺と岩出が各3人、湯浅2人。
 御坊管内在住の50〜80代の男女7人は御坊市の「すなっく悦子」の来店者と従業員。同店関係の感染者は、発表済みの来店者らを含めて10人で、県は42件目のクラスター(感染者集団)と認定した。
 また、来店者2人は御坊市湯川町財部の「居酒屋はるちゃん」に勤務。同店の来店者が把握できないことから、県は11〜17日の来店者は最寄りの保健所に連絡するよう求めている。
 すでにクラスターに認定されている田辺市の外科内科「辻医院」では、新たに50代看護師女性の感染が判明し、クラスターは8人となった。
 和歌山市や岩出保健所管内の中学校女子バレーボール部員らのクラスターについては、練習試合をした御坊保健所管内の中学校の女子部員1人の感染が判明。クラスターは15人となった。練習試合をした別の学校の部員も検査する。