神島高校(和歌山県田辺市文里2丁目)の商品開発プロジェクト「神島屋」は12日、田辺市秋津町のJA紀南産直店「紀菜柑」で、地元の飲食11店が梅を使って作った「ウメェ弁当」を販売した。販売開始前には約60人の行列ができ、計385食が1時間で完売した。
 収穫シーズンを迎えた地元特産の梅をPRする取り組みで、コロナ禍で苦境の飲食店を応援する「梅を食べようキャンペーン」の一環。神島屋は「ウメェ弁当」を販売する飲食店を紹介したチラシを作り、公共施設などで配布している。
 売り場には、梅しそチャーハン、梅ダレ焼き肉、梅酢唐揚げ、ハンバーグ梅おろしがけ、カツオ梅入りタレで味付けしたウナギなど各店の個性を生かした弁当が並び、来場者も迷いながら選んでいた。
 弁当を三つ購入した田辺市目良の女性は「いろんなメニューがあって楽しい。梅は大好きで、こんなイベントが増えればいい」と話した。
 神島屋の3年生、原見蒼太君は「思った以上にお客さんが来てくれた。多くの飲食店に協力してもらったので盛り上がってよかった」と笑顔を見せた。